猫先輩と俺


御影先輩結構引いてるもんな。

「予備とか注文しとこうかなって」

なるほど。
下がけって消耗品って聞くし、次いつまた村センが注文するかわかんねーよな。

だったら。

「俺も下がけ頼もうかな」
「まじ?」

珍しく御影先輩が食い気味に反応した。

「何頼む?」
「え?あ……」

俺の反応の意味に気付いた御影先輩が、カタログを見ていた先輩達に向かって声をかけた。


「まだ見る?ちょっと下がけのとこ、また見たいんだけど」
「いいよー。他に何があるか見てただけだから」
「てか御影はまだ見るつもりなん?」
「何回見ても変わらんって」
「いいんだよ別に」

笑ってる先輩に、少し気怠るそうに返事をする御影先輩。
さっきまでカタログを見ていた先輩達がハケていった。


「何頼む?」

当たり前のように俺を呼ぶから正直戸惑う。
部員なんていっぱいいるのに何で俺?