青春・恋愛
完
たんぜべ なた。/著

- 作品番号
- 1781649
- 最終更新
- 2026/05/10
- 総文字数
- 3,603
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
プロローグ
(こんな曇天の日にフラなくてもいいだろうに…。)
俺の視線の先で、遊び仲間の一人が、彼の幼馴染をフッテいる。
空は、幼馴染の心模様のように、今にも泣き出しそうだ。
やがて話が決着したのか、幼馴染を残して、奴はどこかへ立ち去った。
(おいおい、報告あるんじゃないのか?)
こんな厄介な場面に呼び出されたのも、奴の愚痴を聞かされる手筈になっていたからだ。
まったく、昼食一週間奢りなんて、チンケな報酬に目がくらんだ俺も馬鹿な奴だよね。
そう思っていると…フラれた幼馴染さんと、バッチリ目があってしまう。
視線を逸らす努力はしてみたけれど、彼女は俺をロックオンしたらしく、ズカズカと歩いて来る。
「いつから見ていたの?」
彼女は詰問してきます。
(はじめから…)
という心の声を圧し殺し
「五分ほど前から…」
「全部見てたのね!」
俺の答えにピシャリと言ってのける幼馴染さん。
って、あなた達の別れ話ってそんなに短かったの?
彼女の瞳に涙が迫り出して来ると、待ってましたと言わんばかりに降り出す五月雨。
「ああ、立ち話も何だから、あそこに行きましょう!」
目に留ったファストフード店を指差せば、黙って頷く幼馴染さん。
雨が本降りになる前に、二人揃ってファストフード店に向かうのでした。
(こんな曇天の日にフラなくてもいいだろうに…。)
俺の視線の先で、遊び仲間の一人が、彼の幼馴染をフッテいる。
空は、幼馴染の心模様のように、今にも泣き出しそうだ。
やがて話が決着したのか、幼馴染を残して、奴はどこかへ立ち去った。
(おいおい、報告あるんじゃないのか?)
こんな厄介な場面に呼び出されたのも、奴の愚痴を聞かされる手筈になっていたからだ。
まったく、昼食一週間奢りなんて、チンケな報酬に目がくらんだ俺も馬鹿な奴だよね。
そう思っていると…フラれた幼馴染さんと、バッチリ目があってしまう。
視線を逸らす努力はしてみたけれど、彼女は俺をロックオンしたらしく、ズカズカと歩いて来る。
「いつから見ていたの?」
彼女は詰問してきます。
(はじめから…)
という心の声を圧し殺し
「五分ほど前から…」
「全部見てたのね!」
俺の答えにピシャリと言ってのける幼馴染さん。
って、あなた達の別れ話ってそんなに短かったの?
彼女の瞳に涙が迫り出して来ると、待ってましたと言わんばかりに降り出す五月雨。
「ああ、立ち話も何だから、あそこに行きましょう!」
目に留ったファストフード店を指差せば、黙って頷く幼馴染さん。
雨が本降りになる前に、二人揃ってファストフード店に向かうのでした。
- あらすじ
- 『雨男』、『雨女』ってご存知ですか?
ふむふむ、ご存じの方もご存じない方もいらっしゃるようですね。
『五月雨は緑色♪』と歌い上げられた季節が始まります。
まぁ、折角のご縁です、ちょっと見ていかれませんか?
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