夕食時、娘の元気がない。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
娘の所作に心配そうな息子。
ルリも心配そうに娘を見ている。
「ごちそうさま…。」
食事も程々に娘は自室に篭ってしまった。
「あなた、ちょっと見てきますね。
後片付けお願いします。」
家内が娘の部屋に向かい、俺は息子と二人で食器洗いを始める。
「父さん、お姉ちゃん大丈夫かなぁ?」
食器を水洗いしている息子が肩を落とす。
「まぁ、お母さんに任せるしか無いだろう。」
俺が答えると、ますます肩を落とす息子。
「僕がもっと強かったら、助けられたのかなぁ?」
ポツリと呟く息子。
「ははは、強いばかりが人助けになるとは限らないぞ。」
「!!!」
俺の答えに、目を丸くする息子。
まぁ、シスコンを拗らせている息子も考えようではあるのだが…
「男に必要なモノは三つ。
一つ目は、何物にも負けないタフな強さ。
二つ目は、しなやかで回転の早い賢さ。
三つ目は、どんな苦難も受け止める包容力。」
俺の言葉を指を折りながら真剣に聞いている息子。
「お姉ちゃんの事は好きか?」
俺の問いに、何度も大きく首を縦に振って答える息子。
「じゃぁ、お姉ちゃんに好きな人が出来たらどうする?」
息子は怒りとも驚きともとれる複雑な表情で俺を見返してきます。
「たぶん、そんな時がやってくる。
せいぜい精進するんだな。」
そんな息子の頭に手を置いて、俺は話を締め括った。
そのうち、この子も何処かから娘さんを連れてくる。
その時、改めて同じ話をする…そんな気がした。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
娘の所作に心配そうな息子。
ルリも心配そうに娘を見ている。
「ごちそうさま…。」
食事も程々に娘は自室に篭ってしまった。
「あなた、ちょっと見てきますね。
後片付けお願いします。」
家内が娘の部屋に向かい、俺は息子と二人で食器洗いを始める。
「父さん、お姉ちゃん大丈夫かなぁ?」
食器を水洗いしている息子が肩を落とす。
「まぁ、お母さんに任せるしか無いだろう。」
俺が答えると、ますます肩を落とす息子。
「僕がもっと強かったら、助けられたのかなぁ?」
ポツリと呟く息子。
「ははは、強いばかりが人助けになるとは限らないぞ。」
「!!!」
俺の答えに、目を丸くする息子。
まぁ、シスコンを拗らせている息子も考えようではあるのだが…
「男に必要なモノは三つ。
一つ目は、何物にも負けないタフな強さ。
二つ目は、しなやかで回転の早い賢さ。
三つ目は、どんな苦難も受け止める包容力。」
俺の言葉を指を折りながら真剣に聞いている息子。
「お姉ちゃんの事は好きか?」
俺の問いに、何度も大きく首を縦に振って答える息子。
「じゃぁ、お姉ちゃんに好きな人が出来たらどうする?」
息子は怒りとも驚きともとれる複雑な表情で俺を見返してきます。
「たぶん、そんな時がやってくる。
せいぜい精進するんだな。」
そんな息子の頭に手を置いて、俺は話を締め括った。
そのうち、この子も何処かから娘さんを連れてくる。
その時、改めて同じ話をする…そんな気がした。
