レオンがフォール家に滞在し始めて、三日が経った。
最初はどうにも落ち着かなかった。
王城のような張りつめた静けさもなければ、騎士団の宿舎のような簡素さもない。
フォール家にはちゃんと人の暮らしの音があった。
朝には使用人が廊下を歩き、昼にはフィオナの明るい声がどこかから響き、夜にはエリオットが薬や書類を片づける気配がする。
そして、その中心にいるルカはというと、家の中でも相変わらずルカだった。
診察の時刻には正確に現れ、薬はきちんと飲めと無駄なく言い、休むべき時間には休めと淡々と告げる。
心配しているのかと問えば、きっと「治療効率の問題です」とでも答えるだろう。
実際、ほとんどそんな調子だった。
だが、レオンにも少しずつわかってきた。
この家の中でのルカは、王城や聖堂にいた時とは少し違う。
冷たいのは同じでも、ここではちゃんと【弟】であり、息子の【代わり】であり、兄妹に育てられた子どもなのだ。
その事をもっとはっきり思い知ったのは、四日目の午後のことだった。
エリオットの診察を終えたあと、レオンは中庭に面した小さな居間で一人、湯気の立つ薬草茶を飲んでいた。
窓の外では春の光がやわらかく庭木を照らし、風が吹くたび若い葉がさらさらと揺れている。
体調はまだ万全ではないが、王城にいた頃よりはずっと楽だった。
少なくとも、夜ごとに痛みで目を覚ます回数は減っている。
その静かな時間の中、不意に、ととと、と小さな足音が廊下から近づいてきた。
レオンが顔を上げると、扉の隙間から小さな影がのぞいた。
金色に近い柔らかな髪。丸い目。まだ幼い頬。
年の頃は三つか、四つにも満たないだろう。
その子は扉のところでぴたりと止まり、じっとレオンを見つめていた。
「……?」
レオンも思わず見返す。
しばらくの間、奇妙な沈黙が落ちた。
やがて、小さな影がこてんと首を傾げる。
「おにいたん、だれ?」
あまりにも素直な問いだった。
レオンは一瞬、答えに困った。
勇者だ、と言うのも違う気がする。
客人だ、と言うには相手が幼すぎる。
「……レオンだ」
「れおん?」
幼い声が、その名を慎重に繰り返す。
それから、ちょこちょこと部屋の中へ入ってきた。
足取りはまだ少し危なっかしいのに、好奇心の方が勝っているらしい。
「れおん、おきゃくさま?」
「まあ、そんなところだ」
「ふーん」
納得したのかしていないのかわからない声だった。
小さな子はレオンの膝のあたりまで来ると、じっと顔を見上げる。
近くで見ると、目元がどこかルカに似ていた。
ただし、あちらのようなひややかな鋭さはなく、ただ幼い丸さだけがある。
「おまえは?」
「ぼく、るーく!」
胸を張るようにそう言ってから、その子――ルークは少し得意げに続けた。
「るかにいたんの、おとうと!」
なるほど、とレオンは思う。
前にフィオナが『家族はまだいる』と言っていた気もするが、実際に会うのは初めてだった。
「ルークか」
「うん!」
元気のいい返事だった。
それからルークは、なぜか急に真剣な顔でレオンの腕を見た。
「れおん、びょうき?」
「病気……というか、少し怪我みたいなものだな」
「いたいの?」
「ちょっとな」
そう答えると、ルークは小さな眉をきゅっと寄せた。
三歳児なりに心配しているらしい。
「かわいそう……」
「ありがとう」
「るかにいたん、なおすの?」
「いや、治すのはエリオット兄さんだ」
「えりおっとにいたん、すごいもんね!」
そう言うと、ルークは急に嬉しそうに笑った。
どうやらこの家では、兄も姉も等しく大好きらしい。
「るかにいたんも、すごいの」
「そうだろうな」
それには、レオンも自然に頷いた。
すごい、というのは間違いない。
方向性に難があるだけで。
ルークはその返答に満足したようで、今度は勝手にレオンの向かいの椅子へよじ登ろうとし始めた。
もちろん三歳児の力ではうまくいかず、途中で足が空を切る。
「おっと」
レオンが手を貸すと、ルークは「ありがと!」と明るく礼を言ってどうにか椅子へ座った。
その様子があまりにも一生懸命で、レオンは少しだけ笑ってしまう。
「れおん、わらった」
「悪い。別に馬鹿にしたわけじゃない」
「いいよ。ぼく、のぼれたもん」
誇らしげである。
レオンは苦笑しながら薬草茶を口にした。
少ししてから、ルークがまた問いかけた。
「れおん、るかにいたんと、おともだち?」
「……どうだろうな」
「ちがうの?」
「友達というより……」
そこでレオンは言葉に詰まった。
共犯者でもない。仲間というにはまだ少し硬い。
事件を通じて奇妙に並んだ当事者、と言うのがいちばん近いのだろうが、三歳児に説明しても伝わらない。
「……知り合い、だな」
「しりあい?」
ルークは首を傾げた。
どうやらあまり納得していない。
「るかにいたん、れおんのこと、おはなししてたよ」
「え?」
「れおんさまは、すぐむりするからめんどうです、って」
「……あいつ」
思わず額を押さえたくなった。
どうしてそういう言い方になるのか。
けれどルークは気にした様子もなく、にこにこしている。
「でもね、るかにいたん、ちょっとたのしそうだったよ」
「……そうか?」
「うん!」
無邪気に頷かれてしまうと、否定もできない。
レオンはなんとも言えない気分になりながら、窓の外へ目をやった。
春の光は穏やかだった。
聖女の死も、密室の謎も、王国の嘘も、ここにはない。
ただ、幼い子どもの声とあたたかい家の空気だけがある。
その時、ルークがふと思い出したように言った。
「ぼくね、るかにいたんだいすきなの」
それはあまりにもまっすぐな告白だった。
レオンが視線を戻すと、ルークは小さな胸を張って続ける。
「だからしょうらい、るかにいたんみたいになるの!」
その言葉に、レオンは数秒、本気で黙った。
目の前にいるのは無邪気な三歳児だ。
愛らしいし、健やかに育ってほしいとも思う。
だからこそ、その将来像だけは、どうしても見過ごせなかった。
「…………それだけはやめた方が良いぞ?」
思わず、心の底からそう言っていた。
ルークはきょとん、と目を丸くする。
「なんで?」
「なんでと言われると難しいが……」
「るかにいたん、かっこいいよ?」
「それは否定しない」
「すごいよ?」
「それも否定しない」
「じゃあ、なんで?」
「性格がな……」
そこまで言ったところで、背後からすっと冷えた声が落ちてきた。
「――聞こえていますよ、レオン様」
振り返ると、居間の入口にルカが立っていた。
相変わらず無駄のない姿勢で、しかし目だけはじとりとこちらを見ている。
ルークはぱっと顔を輝かせた。
「るかにいたん!」
椅子から降りようとして、また少し危なっかしくよろける。
ルカは素早く近づき、その小さな体を支えた。
「走らないでください」
「はーい」
「返事だけは良いですね」
「えへへ」
ルークは嬉しそうに笑いながら、ルカの服にぴとりとくっついた。
そんな弟を見下ろすルカの横顔は、普段よりほんの少しだけ柔らかい。
たぶん本人はそのつもりはないのだろうが、見ている方にはわかる程度には違っていた。
「今、れおんがね、るかにいたんみたいになるなっていった!」
「……ほう」
ルカの目がすっと細くなる。
レオンは嫌な予感しかしなかった。
「何か問題でも?」
「いや、だいぶあるだろう」
「心外ですね」
「お前、自分がどう見られてるか少しは自覚しろ」
「高く評価されていると理解していますが」
「そこだよ!」
思わず声が大きくなる。
するとルークがけらけらと笑った。
「れおん、おもしろーい!」
「おもしろくはない……」
「ありますよ」
「お前まで言うな」
ルカはほんの少しだけ口元を上げた。
勝ち誇るでもなく、ただ、いつもの薄い笑みよりはずっと年相応に近い表情だった。
その様子を見て、レオンは小さく息を吐く。
なるほど、と心の中で思う。
こうして家の中で弟にまとわりつかれ、兄姉にからかわれているルカを見ると、たしかにルカみたいになるなとは言いたくなる。
けれど同時に、こういう場所がこの少年にあるのだと知ると、少しだけ安心もするのだ。
ルークはそんな大人たちの複雑な気持ちなど知らず、ルカにしがみついたまま嬉しそうに笑っている。
「ぼく、るかにいたんだいすき!」
「はいはい、知っています」
「るかにいたんも、ぼくだいすき?」
「質問が雑ですね」
「すき?」
「……嫌いではありません」
「やったー!」
その返答で満足するあたり、兄弟というのは不思議なものだとレオンは思った。
自分なら、そんな回りくどい言い方では納得できない気がする。
だがルークは嬉しそうだし、ルカもそれ以上否定しない。
午後の陽だまりの中、幼い弟の笑い声が響く。
その音を聞きながら、レオンはようやく少しだけ肩の力を抜いた。
世界は相変わらず面倒で、嘘も罪も、きれいには片づかない。
それでも、こういう時間はちゃんと残る。
それだけで少しは救われるのかもしれないと、そんなことを思った。
もっとも――
「でもやっぱり、ルカみたいになるのはおすすめしないがな」
「まだ言いますか」
「大事なことだからな」
「失礼ですね、本当に……」
ルカのぼやきに、ルークがまた笑う。
その笑い声はしばらく、春の光の中で明るく弾んでいた。
最初はどうにも落ち着かなかった。
王城のような張りつめた静けさもなければ、騎士団の宿舎のような簡素さもない。
フォール家にはちゃんと人の暮らしの音があった。
朝には使用人が廊下を歩き、昼にはフィオナの明るい声がどこかから響き、夜にはエリオットが薬や書類を片づける気配がする。
そして、その中心にいるルカはというと、家の中でも相変わらずルカだった。
診察の時刻には正確に現れ、薬はきちんと飲めと無駄なく言い、休むべき時間には休めと淡々と告げる。
心配しているのかと問えば、きっと「治療効率の問題です」とでも答えるだろう。
実際、ほとんどそんな調子だった。
だが、レオンにも少しずつわかってきた。
この家の中でのルカは、王城や聖堂にいた時とは少し違う。
冷たいのは同じでも、ここではちゃんと【弟】であり、息子の【代わり】であり、兄妹に育てられた子どもなのだ。
その事をもっとはっきり思い知ったのは、四日目の午後のことだった。
エリオットの診察を終えたあと、レオンは中庭に面した小さな居間で一人、湯気の立つ薬草茶を飲んでいた。
窓の外では春の光がやわらかく庭木を照らし、風が吹くたび若い葉がさらさらと揺れている。
体調はまだ万全ではないが、王城にいた頃よりはずっと楽だった。
少なくとも、夜ごとに痛みで目を覚ます回数は減っている。
その静かな時間の中、不意に、ととと、と小さな足音が廊下から近づいてきた。
レオンが顔を上げると、扉の隙間から小さな影がのぞいた。
金色に近い柔らかな髪。丸い目。まだ幼い頬。
年の頃は三つか、四つにも満たないだろう。
その子は扉のところでぴたりと止まり、じっとレオンを見つめていた。
「……?」
レオンも思わず見返す。
しばらくの間、奇妙な沈黙が落ちた。
やがて、小さな影がこてんと首を傾げる。
「おにいたん、だれ?」
あまりにも素直な問いだった。
レオンは一瞬、答えに困った。
勇者だ、と言うのも違う気がする。
客人だ、と言うには相手が幼すぎる。
「……レオンだ」
「れおん?」
幼い声が、その名を慎重に繰り返す。
それから、ちょこちょこと部屋の中へ入ってきた。
足取りはまだ少し危なっかしいのに、好奇心の方が勝っているらしい。
「れおん、おきゃくさま?」
「まあ、そんなところだ」
「ふーん」
納得したのかしていないのかわからない声だった。
小さな子はレオンの膝のあたりまで来ると、じっと顔を見上げる。
近くで見ると、目元がどこかルカに似ていた。
ただし、あちらのようなひややかな鋭さはなく、ただ幼い丸さだけがある。
「おまえは?」
「ぼく、るーく!」
胸を張るようにそう言ってから、その子――ルークは少し得意げに続けた。
「るかにいたんの、おとうと!」
なるほど、とレオンは思う。
前にフィオナが『家族はまだいる』と言っていた気もするが、実際に会うのは初めてだった。
「ルークか」
「うん!」
元気のいい返事だった。
それからルークは、なぜか急に真剣な顔でレオンの腕を見た。
「れおん、びょうき?」
「病気……というか、少し怪我みたいなものだな」
「いたいの?」
「ちょっとな」
そう答えると、ルークは小さな眉をきゅっと寄せた。
三歳児なりに心配しているらしい。
「かわいそう……」
「ありがとう」
「るかにいたん、なおすの?」
「いや、治すのはエリオット兄さんだ」
「えりおっとにいたん、すごいもんね!」
そう言うと、ルークは急に嬉しそうに笑った。
どうやらこの家では、兄も姉も等しく大好きらしい。
「るかにいたんも、すごいの」
「そうだろうな」
それには、レオンも自然に頷いた。
すごい、というのは間違いない。
方向性に難があるだけで。
ルークはその返答に満足したようで、今度は勝手にレオンの向かいの椅子へよじ登ろうとし始めた。
もちろん三歳児の力ではうまくいかず、途中で足が空を切る。
「おっと」
レオンが手を貸すと、ルークは「ありがと!」と明るく礼を言ってどうにか椅子へ座った。
その様子があまりにも一生懸命で、レオンは少しだけ笑ってしまう。
「れおん、わらった」
「悪い。別に馬鹿にしたわけじゃない」
「いいよ。ぼく、のぼれたもん」
誇らしげである。
レオンは苦笑しながら薬草茶を口にした。
少ししてから、ルークがまた問いかけた。
「れおん、るかにいたんと、おともだち?」
「……どうだろうな」
「ちがうの?」
「友達というより……」
そこでレオンは言葉に詰まった。
共犯者でもない。仲間というにはまだ少し硬い。
事件を通じて奇妙に並んだ当事者、と言うのがいちばん近いのだろうが、三歳児に説明しても伝わらない。
「……知り合い、だな」
「しりあい?」
ルークは首を傾げた。
どうやらあまり納得していない。
「るかにいたん、れおんのこと、おはなししてたよ」
「え?」
「れおんさまは、すぐむりするからめんどうです、って」
「……あいつ」
思わず額を押さえたくなった。
どうしてそういう言い方になるのか。
けれどルークは気にした様子もなく、にこにこしている。
「でもね、るかにいたん、ちょっとたのしそうだったよ」
「……そうか?」
「うん!」
無邪気に頷かれてしまうと、否定もできない。
レオンはなんとも言えない気分になりながら、窓の外へ目をやった。
春の光は穏やかだった。
聖女の死も、密室の謎も、王国の嘘も、ここにはない。
ただ、幼い子どもの声とあたたかい家の空気だけがある。
その時、ルークがふと思い出したように言った。
「ぼくね、るかにいたんだいすきなの」
それはあまりにもまっすぐな告白だった。
レオンが視線を戻すと、ルークは小さな胸を張って続ける。
「だからしょうらい、るかにいたんみたいになるの!」
その言葉に、レオンは数秒、本気で黙った。
目の前にいるのは無邪気な三歳児だ。
愛らしいし、健やかに育ってほしいとも思う。
だからこそ、その将来像だけは、どうしても見過ごせなかった。
「…………それだけはやめた方が良いぞ?」
思わず、心の底からそう言っていた。
ルークはきょとん、と目を丸くする。
「なんで?」
「なんでと言われると難しいが……」
「るかにいたん、かっこいいよ?」
「それは否定しない」
「すごいよ?」
「それも否定しない」
「じゃあ、なんで?」
「性格がな……」
そこまで言ったところで、背後からすっと冷えた声が落ちてきた。
「――聞こえていますよ、レオン様」
振り返ると、居間の入口にルカが立っていた。
相変わらず無駄のない姿勢で、しかし目だけはじとりとこちらを見ている。
ルークはぱっと顔を輝かせた。
「るかにいたん!」
椅子から降りようとして、また少し危なっかしくよろける。
ルカは素早く近づき、その小さな体を支えた。
「走らないでください」
「はーい」
「返事だけは良いですね」
「えへへ」
ルークは嬉しそうに笑いながら、ルカの服にぴとりとくっついた。
そんな弟を見下ろすルカの横顔は、普段よりほんの少しだけ柔らかい。
たぶん本人はそのつもりはないのだろうが、見ている方にはわかる程度には違っていた。
「今、れおんがね、るかにいたんみたいになるなっていった!」
「……ほう」
ルカの目がすっと細くなる。
レオンは嫌な予感しかしなかった。
「何か問題でも?」
「いや、だいぶあるだろう」
「心外ですね」
「お前、自分がどう見られてるか少しは自覚しろ」
「高く評価されていると理解していますが」
「そこだよ!」
思わず声が大きくなる。
するとルークがけらけらと笑った。
「れおん、おもしろーい!」
「おもしろくはない……」
「ありますよ」
「お前まで言うな」
ルカはほんの少しだけ口元を上げた。
勝ち誇るでもなく、ただ、いつもの薄い笑みよりはずっと年相応に近い表情だった。
その様子を見て、レオンは小さく息を吐く。
なるほど、と心の中で思う。
こうして家の中で弟にまとわりつかれ、兄姉にからかわれているルカを見ると、たしかにルカみたいになるなとは言いたくなる。
けれど同時に、こういう場所がこの少年にあるのだと知ると、少しだけ安心もするのだ。
ルークはそんな大人たちの複雑な気持ちなど知らず、ルカにしがみついたまま嬉しそうに笑っている。
「ぼく、るかにいたんだいすき!」
「はいはい、知っています」
「るかにいたんも、ぼくだいすき?」
「質問が雑ですね」
「すき?」
「……嫌いではありません」
「やったー!」
その返答で満足するあたり、兄弟というのは不思議なものだとレオンは思った。
自分なら、そんな回りくどい言い方では納得できない気がする。
だがルークは嬉しそうだし、ルカもそれ以上否定しない。
午後の陽だまりの中、幼い弟の笑い声が響く。
その音を聞きながら、レオンはようやく少しだけ肩の力を抜いた。
世界は相変わらず面倒で、嘘も罪も、きれいには片づかない。
それでも、こういう時間はちゃんと残る。
それだけで少しは救われるのかもしれないと、そんなことを思った。
もっとも――
「でもやっぱり、ルカみたいになるのはおすすめしないがな」
「まだ言いますか」
「大事なことだからな」
「失礼ですね、本当に……」
ルカのぼやきに、ルークがまた笑う。
その笑い声はしばらく、春の光の中で明るく弾んでいた。



