時は流れ、季節は冬を迎える。
校舎内を吹き抜ける風は肌を切るように冷たく、吐く息は白い煙となって空へと消えていった。
楓先輩が引退して、彼がいないバスケ部にも慣れたし、寂しさも感じられなくなった。
でもふとした時、楓先輩の面影を探している自分に気が付く。そんな時は、心の中に冷たい北風が通り抜けていったかのような寂しさに、胸が痛んだ。
俺が部活に全力を注いでいるとき、楓先輩は受験勉強に追われていた。
それこそ、「この人はいつ寝ているんだろう」「このまま過労で倒れてしまうのではないか?」と心配になるくらいだ。
一心不乱に机に向かう楓先輩に声をかけることさえ躊躇われて、俺はできるだけ物音を立てないよう、細心の注意を払って生活を送る。
会話だって「おはよう」「ただいま」くらいしか交わしていない。
そんな生活が、俺は寂しかった。でも「寂しい」なんて我儘は言っていられない。だって楓先輩は、超難関とも言われている医大合格を目指しているのだ。
それは、彼にとって覚悟を決めた決心だったと思う。
だからこそ、俺は楓先輩を誰よりも近くで応援したかった。
ただ、俺には不満があった――。
夏に行われた祝賀会を兼ねた三送会で、あんなに距離が縮まったはずなのに、部屋の境界線は未だに貼られたままだ。
ずっと貼られっぱなしの境界線は、最近は色褪せてガムテープの端が剥がれかかってきている。
きっとこのガムテープを剥がした後は、くっきりと跡が残っているはずだ。
次にこの部屋を使う生徒は、それを見て一体何を思うのだろうか……。きっと、余程仲の悪いルームメイトだったんだろう、と思うはずだ。
それを想像すると、恥ずかしくなってくる。その時――。
「あー疲れたぁ!」
楓先輩がシャーペンを投げ捨てて、大きく伸びをしている。
(今がチャンスだ!)
そう思った俺は、ベッドから飛び起きて「楓先輩!」と声をかける。突然の大声にびっくりしたのか、楓先輩が目を見開きながらこちらを見た。
そんなことは、今の俺には関係ない。俺は構わず話を続けた。
「あの、俺たち結構仲良くなれたと思うんです。だから、そろそろこの境界線を剥がしませんか? 俺、境界線を見る度、悲しくなるんです」
「ふーん」
あ、しまった……。
俺は背筋が寒くなるのを感じる。楓先輩が「ふーん」という時は、大体機嫌が悪い時なのだ。
どうやら俺の余計な一言が、楓先輩の逆鱗に触れてしまったらしい。いつもの顰め面になってしまった。
でも、おかしいじゃないか? 俺たちは額にだけれど、キスだってした仲だ。手だって繋いだこともある。
それなのに、今は楓先輩に触れることさえできないのだ。朝だって、未だにバスケットボールを投げられて起こされている。
(納得がいかない!)
俺は負けじと、楓先輩を睨み返す。そんな俺を見た楓先輩が大きく息を吐いた。
「だって今その境界線を越えたら、千尋に触れたくなる。だから駄目」
「別に触ればいいじゃないですか!? 俺たち、キ、キスだってしたんだし……」
情けないことに、最後の方は蚊の鳴くような声になってしまう。恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
ちらりと楓先輩を見ると、呆れた顔をしている。もう一度大きなため息をついてから、重たい口を開いた。
「キスって……。おでこにしただけじゃん?」
「でも、キスには変わりません!」
「だからさぁ……」
楓先輩が「面倒くさい!」と言った風に、前髪を掻き上げる。
そんな風に怒らなくてもいいではないか? 俺は確かに後輩だけれど、たまには言いたいことだってある。
糸瀬先輩と有馬は、よく話し合いをしている現場を見かける。そんな光景を見かける度に、俺はそれが羨ましかった。
(俺だって、もっと楓先輩と仲良くなりたい)
その一心だった。
「今、この境界線を剥がしたら、お前に触れたくなるの!」
「だから触ればいいじゃないですか!?」
「一回触れたらもっと触れたくなる。もっと千尋とエロいことがしたくなる。そしたら、受験勉強どころじゃなくなるだろう!?」
「……え?」
「俺は、勉強に集中したいんだ。頼む、わかってくれよ」
楓先輩が本当に珍しく情けない声を出す。
それが俺には「こんなことを言わせんなよ」と言われているように聞こえた。
「じゃあ、つまり、エッチなことがしたくなるから、俺の傍に行きたくないし、俺に近付いてきてほしくない、ってことですか?」
「……そういうこと」
楓先輩の声は、いつもの落ち着きを装ってはいたけれど、その奥に張り詰めた欲求が隠れていることがわかった。
俺の心臓は、まるで氷を叩きつけられたように一瞬止まった。頭がまたフリーズしてしまう。楓先輩の言葉が意味する『俺』という存在――。
その強烈な意味を理解するのに数秒かかってしまう。
でも理解した瞬間、全身の血が一瞬で顔に集中していくのを感じる。
熱い。焼けるように熱い。
「そんな、突然……」
俺が反射的に一歩後ずさろうとしたけれど、俺を見つめる真剣な瞳に、いとも簡単に捕まってしまう。
楓先輩が、今、何を考えているのか……。その想像だけで、膝から崩れ落ちそうだった。
「千尋、今ビビってるだろう?」
「いや、そんなこと……」
「嘘だ。顔が強張ってるぞ」
その言葉に俺は咄嗟に両手で顔を覆う。
触れた自分の頬は、熱した鉄のように熱く感じられた。
「だから言いたくなかったんだよ」
「す、すみません。無理に言わせちゃって……」
「別にいいけど……。俺は男で、千尋をそういう目で見ているってことをわかってほしい」
「……わ、わかりました……」
「じゃあ、境界線はこのままでいいよな?」
「はい」
「なんか、俺の勝手でごめんな」
「別に……大丈夫です」
「ごめん」と楓先輩が苦しそうに笑う。その顔を見て、俺は初めて気付く。
この強い衝撃は、楓先輩が自分の理性を壊すほど俺を強く求めている、という告白だということに――。
その事実に、羞恥心とは別の、言い表しがたい高揚感と、幸福感が、胸の奥から沸々と湧き上がってくるのを感じた。
「受験が終わったら、この境界線を剥がすから……。そしたらキス、しような?」
「……はい」
「じゃあ、俺は勉強を再開するから、お前はいい子にしてろよ」
「わかりました」
再び机に向かう楓先輩を、俺は幸せな想いで見つめた。
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その日は朝からとても寒くて、天気予報では雪の予報が出ていた。
今日目が覚めたら、俺の机の上に小さなクリスマスツリーが置いてあるのを見つける。
(そういえば、もうすぐクリスマスか……)
寮にいるとあまり外出もしないし、そもそも部活で疲れ切ってしまい、遊びに行く力も残っていない。
だから、もうすぐクリスマスだなんて、すっかり忘れてしまっていた。
そんな俺は、その小さなクリスマスツリーを見た瞬間、嬉しくなってしまう。
このプレゼントの送り主は、まだ珍しく夢の中のようだ。今日は土曜日だから、きっと昨夜も遅くまで勉強をしていたのだろう。
「ありがとうございます。楓先輩」
楓先輩を起さないよう、小さな声でお礼を言う。
俺のサンタクロースは目つきが鋭いし、口も悪い。
それにツンデレで意地も悪い。でも……本当に優しいんだ。
俺はクリスマスツリーの横に、黒猫と白猫を飾る。この二匹は、楓先輩がインターハイに行くときに、お守りとして買ったものだ。
「みんなでクリスマスをお祝いしようね」
二匹の猫の頭を撫でながら、俺は窓の外を見つめる。
もうすぐ今年が終わってしまう。
そしたらすぐに、大学受験だ。そう思うと、俺まで緊張してきてしまう。
「楓先輩、頑張って」
俺は可愛らしい顔で眠り続ける楓先輩に、こっそりエールを送ったのだった。
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「ただいまぁ」
ある日、部活から戻った俺は、小さな声で呟く。
それから、玄関に楓先輩以外の靴がないかを確認する。
これはもう癖のようなものだ。きっともう、楓先輩が誰かをこの部屋に連れ込むことはないだろうけれど、一度身についてしまったものは、なかなか抜けてはくれない。
廊下を静かに歩き、そっとリビングの扉を開けた。
楓先輩はいつものように勉強をしていたから、俺はそっと背負っていたリュックサックを下ろす。そこで異変に気が付いた。
いつもなら「おかえり」とぶっきらぼうに声をかけてくれるのに、今日はそれが聞こえてこない。不審に思った俺は、そっと楓先輩の顔を覗き込んだ。
「楓先輩、ただいまかえりました」
「あー、おかえり」
「雪が降ってきましたよ」
「雪が降ってんの?」
「え?」
いつものように覇気のない声。楓先輩の顔を見て、俺はびっくりしてしまった。
いつもペンを握っていたその手は、無力に膝に落ちている。
あんなに力強くドリブルをしていた手だったのに、今はただ空気を掴もうとしているように見えた。
楓先輩の視線は、窓の外に向けられているのに、目の前の風景を見ているようでもなく、ただどこかを見つめるばかり。
雪が降りだしたことにも気づいていないくらいなのだから。
部屋の中で時計の針がゆっくりと進む音だけが、静かな室内に響き渡る。
普段の自信に満ち溢れた輝きは影を潜め、虚ろな目をしている。その姿を見ていると、楓先輩の疲労は、もはや他人が触れてはいけない領域にあることを物語っていた。
(楓先輩、疲れ切ってる……)
その姿が痛々しくて、目頭が熱くなった。
「楓先輩、大丈夫ですか?」
「ん? なにが?」
「楓先輩、疲れ切ってますよ。少し休んだ方がいいんじゃ……」
「うーん……」
すると、楓先輩が突然立ち上がる。俺は心配になってしまい、その顔を見上げる。
顔色は悪いし、目の下には隈がある。最近、食事も別々になってしまったけれど、ご飯はきちんと食べられているのだろうか?
どんどん心配は膨らんでいった。
「今日はもう寝てください」
「んー、大丈夫」
「全然大丈夫じゃないじゃないですか!?」
「それよりさ……千尋こっちに来て」
「はい?」
部屋の真ん中に貼られた境界線の前に立った楓先輩が、俺に向かって手招きをしている。
楓先輩が何を考えているかはわからなかったけど、俺は言われた通り境界線の前に立った。
「疲れたから、千尋を充電させて?」
「え? どういうことですか?」
「こういうこと……」
気が付いた時には、俺は楓先輩の腕の中だった。
「ちょ、ちょっと、楓先輩いきなりなんですか?」
「あぁ、千尋温かいなぁ」
突然楓先輩の腕が俺の背中に回り、『千尋の元気を分けて』と囁きながらギュッと抱きしめてきたものだから、一瞬びっくりして体が固まった。
いつも頼りにしてきた楓先輩が甘えてる……。心臓がドキドキと鳴り響く。
その温もりに触れるうちに、胸の奥がじんわりと溶けていくのを感じた。
(楓先輩のこんな姿を見ることができるのは、きっと俺だけだ)
そんな特別な想いが込み上げて、自然と俺の手が楓先輩の背中に滑り込む。
最初はそっと、優しく撫でるように――。そして少しずつ力を込めて、境界線を越えないように気を付けながら、しっかり抱きしめ返した。
楓先輩の肩が僅かに緩み、安堵した吐息が耳元に落ちる。
その瞬間、俺も楓先輩の重みを全て受け止めてあげたいと思った。
「あの、少し休みませんか? このままじゃ、楓先輩倒れちゃいますよ」
「んー」
気のない返事をしながら、まるで猫が甘えるかのように、俺に頬擦りをしてくる。
そんな仕草が愛らしい。
「じゃあ、俺が子守唄を歌ってあげます」
「嫌だよ。だって、お前音痴だって言ってたじゃん」
「じゃあ、どうしようかなぁ」
俺は何か楓先輩にしてあげられないかと、一生懸命考えた。
その時、ふと楓先輩が言葉を紡いだ。
「なぁ、千尋。あの日のことを覚えてるか?」
「え? あの日のこと?」
「そう。あの頃千尋は中学生だった。それで、お前の学校が試合に負けて、あと一敗したら県大会に出場できなくなる……ってお前が落ち込んでた、あの日のことだよ」
「あ……」
「あの日、俺も近くの体育館で試合があったんだ。その帰り、中学の試合もあるって気付いて、少し覗いてみようって体育館に立ち寄った」
楓先輩は当時を思い出すかのように、ゆっくりと言葉を続ける。
「そしたら偶然、一人で落ち込んでるお前を見つけて、放っておけなくて。俺は無意識に声をかけたんだ」
楓先輩の言葉に、バスケ部の部長としての責任と、背番号『4』の重みに苦しんでいたあの日のことが、鮮明に思い出されていく。
『諦めずに頑張れよ』
『え?』
『だから、最後まで諦めずに頑張れって言ってんの! お前ならやれるよ。だから頑張れ』
『でも……』
『でも、じゃない。俺は、お前に頑張ってほしい』
どこの誰かも知らない人。話したのはほんの少しの時間で、常和学園高校の制服を着ていた、ということだけしかわからなかった。
その人のおかげで、どれだけ励まされたか。
昨日のようにあの胸の熱さが蘇ってくる。
県大会出場を果たせたお礼をどうしても言いたくて、進学を決めたんだ。
ずっと探してた。
「前にも話したけど、あの時受験に失敗して、俺腐っててさ。人生を投げ出してたんだ。もうどうにでもなれってさ。でも、俺の言葉を聞いて、唇を噛み締めながらコートに戻っていく千尋を見て、俺は凄い衝撃を受けた」
「そうなんですか?」
「あぁ。あの時励まされたのは、千尋だけじゃない。俺も千尋に励まされたんだよ」
「俺に、励まされた? 楓先輩がですか?」
「あぁ。自分だって辛くて泣いてたくせに、『お兄さんだって大丈夫です。お兄さんも諦めないでください』なんて言ってくれてさ」
「え? 俺、楓先輩にそんな生意気なことを言ったんですか? すみません……」
「別にいいんだよ。だって、千尋のおかげで、俺ももっとバスケに本気で向き合おうって思えたし、医大を受験することも考えるようになった。全部千尋のおかげだ。ありがとう」
「そんな……」
楓先輩は照れくさそうに顔を上げると、まるで子どものような笑顔を見せた。その笑顔はまるで太陽の光が突然部屋に差し込んだように明るく、俺の心を温めた。
不思議だな、外は雪が降っているのに……。
でも、その笑顔の裏には、過去の何かを思い出した時の切なさも混じっているようにも見える。楓先輩の手は、無意識に俺の頬を撫でるように動き、静かに唇の形をなぞる。
その楓先輩の冷たい指先に、俺は肩を上げた。
「じゃあなんで、今までこの事実を黙っていたんですか? 俺、何回も『あの人は楓先輩ですよね?』って確認したじゃないですか?」
「確かに、聞かれたかも……」
「ずっと俺を騙してたなんて、ひどいじゃないですか!? 俺、超傷つきました」
「それはごめん。だってさ……」
楓先輩が静かに視線を落とす。
その姿が泣いているようにも見えて、俺は慌てて楓先輩の顔を覗き込んだ。
「だって、言えるわけないじゃん」
「なんでですか? 俺はずっと、あの人のことを探してたんですよ?」
「だからだよ」
「え?」
「千尋にあんな風にかっこいいことを言ったくせに、今の俺の情けない姿を見られたらガッカリされると思ったから……。千尋は俺のことを完璧で神様みたいな人だって言ってただろう? それを聞いたら、なおさら言い出せなくなっちまった。ごめん」
「そんな……。ガッカリするわけないじゃないですか?」
「俺は、千尋の前では『かっこいい水城先輩』でいたかった。だからつまらない意地を張っちまった。本当にごめんな」
そう言ってから、楓先輩はもう一度、俺を自分の腕の中に引き戻す。
『ごめん』と言った楓先輩の声は震えていたけれど、その腕の力は優しく、そして温かかった。
楓先輩は俺の頭を自分の腕に引き寄せると、髪にそっとキスを落とす。
俺の耳元で響く楓先輩の鼓動は、速いけれど、どこか安心感がある。
世界から切り離されたような静寂の中、二人の体温だけが熱を帯びていった。
楓先輩の胸に顔を埋める俺の目からは、もう涙は流れ落ちることはない。
ただ楓先輩の柔らかなシャツの感触と、彼が放つ穏やかな匂いが、俺の全身を包み込んでいくのを感じた。
「楓先輩、あの時は本当にありがとうございました」
「ううん。お前は本当によく頑張ったよ」
「はい、ありがとうございます。でも、今度は俺から言わせてください」
俺は楓先輩から体を離し、彼の瞳を真っ直ぐに見つめる。
「最後まで諦めずに頑張ってください。楓先輩ならできます!」
「ぷっ! まさか、千尋に励まされるとは思わなかったわ」
「わ、笑うなんてひどいじゃないですか!?」
「あははは! ごめん。でも超嬉しい。ありがとう」
そう言いながら照れくさそうに笑う楓先輩の笑顔を見ると、心がいっぱいになってしまう。
(俺、楓先輩が大好きだ)
楓先輩への思いが溢れ出してきてしまい、今度は自分から楓先輩にしがみつく。
「あったかい……」
外では雪が降り続いているだろうけど、楓先輩の腕の中は温かくて気持ちがいい。
「ようやく見つけた」
俺はそう呟きながら、楓先輩を強く抱きしめる。
もう離すもんか――。そんな思いを込めて、楓先輩のシャツを思いきり握り締めた。
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それから更に月日は流れ、年を越した。
俺は相変わらず部活漬けの毎日だし、楓先輩は寝る間も惜しんで勉強をしている。
そして迎えた、試験当日。
これから楓先輩は、国立と私立の医大を何校か受験する予定だ。
「いってらっしゃい! 頑張ってきてくださいね!」
「うん」
「あのさ……」
楓先輩が振り返る。
その顔には、試験とはまた別の緊張感が漂っている感じがして……。俺は思わず息を呑んだ。
「医大に合格したら、千尋に話したいことがあるんだ」
「話したいこと、ですか?」
「そう。話したいこと。じゃあ、行ってくる」
「あ、はい。いってらっしゃい」
少し照れくさそうな笑顔で、俺に手を振る楓先輩のリュックサックには、黒猫と白猫が仲良くぶらさがっていた。



