帆負命にはこれから起きることが見えているのだろうか。まるで私たちがこれから何をするのか、何と戦うのかが分かっているような口ぶりだった。 帆負命の言葉を思い出しながら、これまでのことを思い出した。何度も皆の知恵や勇気に助けられてきた。皆がいたからこそ私も前に進めたことだってあった。確実に皆の存在が、私を強くしてくれた。 皆は意外そうな顔をしたあと、ちょっと照れくさそうにお互いの顔を見て肘で腕を小突き合う。 その時間はくすぐったくて、でもとても心地良かった。