言祝ぎの子 参 ー国立神役修詞高等学校ー
現代ファンタジー
完
55
三坂しほ/著
- 作品番号
- 1705798
- 最終更新
- 2024/05/16
- 総文字数
- 160,569
- ページ数
- 335ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 55
- ランクイン履歴
-
総合81位(2023/09/15)
現代ファンタジー2位(2023/09/21)
ファンタジー24位(2023/09/15)
- ランクイン履歴
-
総合81位(2023/09/15)
現代ファンタジー2位(2023/09/21)
ファンタジー24位(2023/09/15)
『言祝ぎの子』シリーズ3作目。
▶1巻はプロフィールページからどうぞ!
────双子は凶兆、生まれし赤子の呪と言祝ぎ偏りぬれば……
二十九年前、神々廻家にて双生児誕生。
長男、芽。言祝ぎのみを持ってして生まれる。
次男、薫。呪のみを持ってして生まれる。
「神々廻に双子、なんと不吉な……」
「やはり呪と言祝ぎが割れたそうな。呪は弟の方へ」
「今すぐ抹消すべきだっ」
「凶兆だ。我々の手には負えん!」
母、神々廻幸。一族の意に反し離れにて薫を育てる。
「あんな汚い言葉なんて、聞かなくていいの。貴方は素晴らしい子、貴方は尊い子。貴方は愛されている」
「僕は薫が大好きだよ!僕がずっとずっと、守ってあげるからね」
薫、芽、齢十。
母、幸逝去。享年三十七歳。
「もう嫌だ、こんな力。また誰かを傷つけるくらいなら、もう、俺を殺して……ッ」
「薫、私と一緒に来なさい。そして力の使い方を覚えなさい。一族に何も言わせないだけの力を身に付けなさい、それがお前の母親が遺した遺言だ」
七年後、空亡戦において日本神社本庁はとある重大事案を隠蔽────。
和風学園ファンタジー「言祝ぎの子」シリーズ第3弾、始動。
ランキング
部門:2位
ありがとうございます!
★他サイト先行配信作品です。
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────双子は凶兆、生まれし赤子の呪と言祝ぎ偏りぬれば……
二十九年前、神々廻家にて双生児誕生。
長男、芽。言祝ぎのみを持ってして生まれる。
次男、薫。呪のみを持ってして生まれる。
「神々廻に双子、なんと不吉な……」
「やはり呪と言祝ぎが割れたそうな。呪は弟の方へ」
「今すぐ抹消すべきだっ」
「凶兆だ。我々の手には負えん!」
母、神々廻幸。一族の意に反し離れにて薫を育てる。
「あんな汚い言葉なんて、聞かなくていいの。貴方は素晴らしい子、貴方は尊い子。貴方は愛されている」
「僕は薫が大好きだよ!僕がずっとずっと、守ってあげるからね」
薫、芽、齢十。
母、幸逝去。享年三十七歳。
「もう嫌だ、こんな力。また誰かを傷つけるくらいなら、もう、俺を殺して……ッ」
「薫、私と一緒に来なさい。そして力の使い方を覚えなさい。一族に何も言わせないだけの力を身に付けなさい、それがお前の母親が遺した遺言だ」
七年後、空亡戦において日本神社本庁はとある重大事案を隠蔽────。
和風学園ファンタジー「言祝ぎの子」シリーズ第3弾、始動。
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