言祝ぎの子 結 ー国立神役修詞高等学校ー


『ああ、任せろ』


ふっ、と目を細めて笑った恵衣が頷く。こんなによく笑うやつだったか?と少々奇妙に思いながら「頼む」ともう一度恵衣の肩を叩いた。


「決行は、明日だ」


窓の外に目をやって小さく呟く。

力強く木札を握りしめた。