言祝ぎの子 漆 ー国立神役修詞高等学校ー


そして、同じ時期に志ようさんの元で修行していた芽さん。

もしあの時話した松葉色の袴のお兄さんが、芽さんだったとしたら?


だとすると私は────幼少期に芽さんと出会っていることになる。

その時の芽さんに、私に殺意を覚えるほどの何かが起きたのだとしたら全ての辻褄が合う。


泣きじゃくる志ようさん、それを見た芽さん。その場に居合わせた私。


あの時お母さんたちは、何を話していたの?