青龍の華嫁 ~稀血の悪女~

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総合44位(2025/06/19)

和風ファンタジー9位(2025/11/18)

和風ファンタジー

青龍の華嫁 ~稀血の悪女~
作品番号
1753491
最終更新
2025/06/26
総文字数
30,893
ページ数
22ページ
ステータス
完結
いいね数
36
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総合44位(2025/06/19)

和風ファンタジー9位(2025/11/18)

青龍の華嫁 ~稀血の悪女~


古の時代、日本は襲い掛かる多くの天災に脅かされていた。

そんな日本領土は古くから神の加護が働くと信じられており、東西南北を司る四神の力が災いから平和を守ってきた。

エネルギーはやがて人型となり、四神の血と金色の瞳を受け継ぐ一族へ姿を変えれば中央の麒麟家を筆頭に国の五摂家へと勢力を拡大し、戦後その力は国の中核を担う機関へと発展していった。

五摂家誕生から程なくして、国では四神の派生型とも呼べる赤色の瞳を持つ妖が誕生した。

人間と妖・(神)の共存社会。

だが人間の力は彼らの力に劣り、時に脅威となった。

経済、政治、知性、身体。

どれをとっても能力の高い彼らに人間達は自身の掲げる地位と権力が奪われるのを大いに恐れた。

そこで人間達が考えたのは花嫁を差し出すことだった。

だが欲深い人間側に対し、妖側は血統主義だった。

神力・妖力共に人間と交わることで血の薄れが生じるのを恐れ、それは上位の一族になればなるほど人間の花嫁を娶ろうとはしなかった。

ただ一部、ある人間を除いては。

稀血の花嫁。

百年に一度、人間側から生まれるとされる稀血を宿す花嫁だ。

血には不老不死の力が含まれ、妖が飲めば妖力が保たれ、神が飲めば強い神力の子供を生むことができるとされてきた。

喉から手が出るほど渇望な相手。

妖・神達が唯一、人間に望む存在だった。

だからこそ、人間達にとっては名誉なる瞬間ともいえたのだ。
あらすじ
東の地域、九頭龍家で生まれた九頭龍幸華は不義の子と呼ばれ虐げられていた。そんな中、異母姉・幸舞が百年に一度の稀血の花嫁を開花させ、五摂家の一つ青龍家への婚姻が決まろうとしていた。だが青龍家の子息・史文が幼馴染の幸華に好意を寄せていることを知った幸舞。あの手この手で幸華を懲らしめようと嫉妬はやがて怒りへと変幻すれば幸華の身に危険が迫って、、、?「稀血の花嫁はこの私。誰よりも深く愛しなさい!!」ー。

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