2
「逃げればいい」「腹いせに犯罪してやれ」なんて、考えが甘いぜ。
そんなこんなしたら、家族とか友人知人や下手したら地区の同胞全部ごと「テロリスト関係者として北朝鮮送り」だから。その方が最低限の人道的扱いすら不必要で金も儲かるから、警官と自衛隊は大喜びだってさ(逃亡犯だったら射殺できる)。
ちょっとでも涙金を貰えたり何割かでも財産を見逃してもらえるだけで、家族や友達の「テロリスト」を売る奴が後を絶たない。帰国させられるのが北朝鮮か韓国かで天国地獄だろうし、コリアンの性分を考えてみろよ!
俺たちにはもう助かったりどこにも行く場所なんかありやしない。最後の手段は、仲間のもっと悪いような奴らを売りとばして「お情けで司法取引してもらう」しかない。涙金と韓国行きチケットのためだったら親友どころか親兄弟ですら売ってやる!
地獄のチキンレースで一番にさっさと逃げたのはやっぱり女たちで(利己主義なコリアン女の真骨頂!)、テレビ局の女性アナウンサーやらアイドルやらは上司や男たちの同胞をポンポン売りまくって、下っ端の若い女とかは「虐げられてたから自分たちも被害者なんだ」って泣き落としで逃げ切る奴らだらけだったってさ(女どもは得だな! これこそが差別じゃねえの?) 若い娘の他に子供がいる女とかも、子供を言い訳にして平気でベラベラと何でも自白しやがるからたちが悪い。
これまでの在日がやってきた悪さや詐欺からしたら、日本人が暴動して皆殺しにされてもおかしくない。もう身も蓋もない、命惜しさに必死だったし身内や仲間を売るくらい平気だった。
3
考えなしに、甘いこと考えていた。
あとで同胞から制裁されるよりも尋問に耐えた方があとあとで楽になるとか。
指をパチンと鳴らして。
「Hey, nice guy! Are you like swimming?」
寝かせて顔にタオルをかけて、水を注がれると窒息して溺れるんだよ!
それでも「死にやしない」「殺されるわけがない」とかって、心のどこかしらで思っていた。独房に戻される通路の道筋が違っていて、横から銃声と叫び声が聞こえて。跪かせた捕虜をズドンズドンと撃って死刑にしているんだよ。
通訳の警官に聞いてみたら。
「あいつらは、自白もしないし罪が重すぎた」
「Are you want to play with them? If you hope to be friend and going HEAVEN with them, YOU CAN DO IT!」
肩と背中を押されたら、ションベンが漏れた。
へたり込んで半泣きで首を左右にブンブン振って、やっとこさで自分の独房に逃げ帰ったよ。
4
その晩のうちに「明日は全部喋っちまおう」って思って決意したんだけど。
遅かった。
タッチの差で遅すぎたんだ。
俺と一緒に捕まったバカが昨日のうちにさっさと洗いざらいに喋っちまったんだ。「お前の自白や情報にはたいして価値がない」って言われて、司法取引もできなかった。
ひょっとしたら最初から許す気なんか1ミリもなかったのかもしれなかったけど、それでも「昨日のうちに尋問に戻ってでも白状していたら」って、その日はそればかり考えていた。自白して俺のお株を奪ったり、俺を売りとばしやがった奴らを「あとで絶対に殺される」って思っていた(反対に俺を売った奴らは復讐を恐れて「自分よりずっと悪い奴だから必ず死刑にしてください」って懇願していたって、あとになって聞いたけどな!)。
それでも「誠意と努力」は通じたみたいだぜ!
電気椅子は勘弁して貰えて、銃殺で後頭部に一発で楽にして貰えるんだってよお! 目の裏で、頭が砕けて脳味噌飛び散って死んでいた「先輩たち」が、こうして順番待ちでうとうとしていると取り囲んでくるんだよ。
「頭がおかしくなっても、罪と判決の時点では正気だったからなあ。それに、もう「心神喪失だから」なんて言い訳が通じると思うか?」
本物なのか幻なのかわからない警官が言う。
「ほら、お前の番だぞ」
何だったのかよくわからない。
ふらふら立ち上がって、ついていく。
「急に暴れてもムダだぞ」
「Hey! Be chiarful!」
尻を蹴り飛ばされ、小突かれて連行される。
銃殺刑場に来たときに我に返って、大便が漏れた。蹴り飛ばされ、よろめいて膝をついたときに
「逃げればいい」「腹いせに犯罪してやれ」なんて、考えが甘いぜ。
そんなこんなしたら、家族とか友人知人や下手したら地区の同胞全部ごと「テロリスト関係者として北朝鮮送り」だから。その方が最低限の人道的扱いすら不必要で金も儲かるから、警官と自衛隊は大喜びだってさ(逃亡犯だったら射殺できる)。
ちょっとでも涙金を貰えたり何割かでも財産を見逃してもらえるだけで、家族や友達の「テロリスト」を売る奴が後を絶たない。帰国させられるのが北朝鮮か韓国かで天国地獄だろうし、コリアンの性分を考えてみろよ!
俺たちにはもう助かったりどこにも行く場所なんかありやしない。最後の手段は、仲間のもっと悪いような奴らを売りとばして「お情けで司法取引してもらう」しかない。涙金と韓国行きチケットのためだったら親友どころか親兄弟ですら売ってやる!
地獄のチキンレースで一番にさっさと逃げたのはやっぱり女たちで(利己主義なコリアン女の真骨頂!)、テレビ局の女性アナウンサーやらアイドルやらは上司や男たちの同胞をポンポン売りまくって、下っ端の若い女とかは「虐げられてたから自分たちも被害者なんだ」って泣き落としで逃げ切る奴らだらけだったってさ(女どもは得だな! これこそが差別じゃねえの?) 若い娘の他に子供がいる女とかも、子供を言い訳にして平気でベラベラと何でも自白しやがるからたちが悪い。
これまでの在日がやってきた悪さや詐欺からしたら、日本人が暴動して皆殺しにされてもおかしくない。もう身も蓋もない、命惜しさに必死だったし身内や仲間を売るくらい平気だった。
3
考えなしに、甘いこと考えていた。
あとで同胞から制裁されるよりも尋問に耐えた方があとあとで楽になるとか。
指をパチンと鳴らして。
「Hey, nice guy! Are you like swimming?」
寝かせて顔にタオルをかけて、水を注がれると窒息して溺れるんだよ!
それでも「死にやしない」「殺されるわけがない」とかって、心のどこかしらで思っていた。独房に戻される通路の道筋が違っていて、横から銃声と叫び声が聞こえて。跪かせた捕虜をズドンズドンと撃って死刑にしているんだよ。
通訳の警官に聞いてみたら。
「あいつらは、自白もしないし罪が重すぎた」
「Are you want to play with them? If you hope to be friend and going HEAVEN with them, YOU CAN DO IT!」
肩と背中を押されたら、ションベンが漏れた。
へたり込んで半泣きで首を左右にブンブン振って、やっとこさで自分の独房に逃げ帰ったよ。
4
その晩のうちに「明日は全部喋っちまおう」って思って決意したんだけど。
遅かった。
タッチの差で遅すぎたんだ。
俺と一緒に捕まったバカが昨日のうちにさっさと洗いざらいに喋っちまったんだ。「お前の自白や情報にはたいして価値がない」って言われて、司法取引もできなかった。
ひょっとしたら最初から許す気なんか1ミリもなかったのかもしれなかったけど、それでも「昨日のうちに尋問に戻ってでも白状していたら」って、その日はそればかり考えていた。自白して俺のお株を奪ったり、俺を売りとばしやがった奴らを「あとで絶対に殺される」って思っていた(反対に俺を売った奴らは復讐を恐れて「自分よりずっと悪い奴だから必ず死刑にしてください」って懇願していたって、あとになって聞いたけどな!)。
それでも「誠意と努力」は通じたみたいだぜ!
電気椅子は勘弁して貰えて、銃殺で後頭部に一発で楽にして貰えるんだってよお! 目の裏で、頭が砕けて脳味噌飛び散って死んでいた「先輩たち」が、こうして順番待ちでうとうとしていると取り囲んでくるんだよ。
「頭がおかしくなっても、罪と判決の時点では正気だったからなあ。それに、もう「心神喪失だから」なんて言い訳が通じると思うか?」
本物なのか幻なのかわからない警官が言う。
「ほら、お前の番だぞ」
何だったのかよくわからない。
ふらふら立ち上がって、ついていく。
「急に暴れてもムダだぞ」
「Hey! Be chiarful!」
尻を蹴り飛ばされ、小突かれて連行される。
銃殺刑場に来たときに我に返って、大便が漏れた。蹴り飛ばされ、よろめいて膝をついたときに



