いつかこの歌が、まだ名前のない君に届きますように

青春・恋愛

杏柚/著
いつかこの歌が、まだ名前のない君に届きますように
作品番号
1749339
最終更新
2025/06/30
総文字数
20,622
ページ数
42ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
「もし私の歌が完成したら、その時は君に聴いてほしいな」

歌手を夢見ていた26歳
オト(Oto)

×

「俺に構うな」

生きる希望がなく毎日喧嘩に明け暮れている16歳
綿谷響輝(Wataya Hibiki)





二人はある日、この世界で偶然にも運命的にも出逢ってしまう。


「響輝…とっても素敵な名前だね」

「俺はこの名前が大嫌いだ」


ひどく傷つけて突き放しても、彼女はそれでも俺のそばから離れようとしない。


「何度だって響輝に伝えるよ。
どこにいたって響輝に私の歌を届けるから」


ボロボロになっていた俺の心を救ってくれたのは、彼女の歌だけだった。

温かくて泣きそうになるくらい愛おしくて、そして切なかった。


俺はまだ知らない。

ある一つの悲しい恋歌(ラブソング)に込められた、本当の“意味”を–––。
あらすじ
表紙画像は、來海様のAIフリーイラストをお借りいたしました。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop