きみと、壊れかけの世界で

青春・恋愛

きみと、壊れかけの世界で
作品番号
1749174
最終更新
2025/04/04
総文字数
6,635
ページ数
4ページ
ステータス
完結
いいね数
0
「きみに出会えてよかった」
人と人は、こんなにも簡単に壊れてしまう。
言葉一つ、行動一つで、深い傷を残してしまうこともある。
だったら最初から、一人でいたほうがいいのかもしれない――。

そんなふうに考えていた彼らは、ある日出会った。
孤独を選び続けた汐音。
無理に笑い、誰とも深く関わらない澪翔。
過去に囚われ、踏み出せない紬葵。

それぞれの痛みが交差し、傷つけ合いながらも、彼らは願う。
「わかり合いたい」「繋がりたい」と。

ぶつかり合うことでしか、伝えられない想いがある。
涙を流すことでしか、受け止められない痛みがある。
不器用で、苦しくて、それでも――この絆を、大切にしたいと思った。

これは、綺麗ごとだけでは終われない、けれど確かに「出会えてよかった」と思える物語。
壊れかけの世界の中で、それでも手を伸ばした三人の、青春の記録。
あらすじ
「きみに出会えてよかった」

孤独を選んだ汐音、無理に笑う澪翔、過去に囚われた紬葵。

それぞれが傷を抱えながらも、ぶつかり合い、泣き、壊れそうになりながら、「本当の絆」を見つけていく。

人はすぐに壊れる。でも、壊れても繋ぎ直せるかもしれない――。

綺麗ごとだけじゃない、それでも大切にしたい「絆」の物語。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

綺麗事で終わらせているわけではないのに、とても綺麗だと、読み終えて思いました。
傷つきたくないから離れる。穏便に済ませたいから本心を隠す。けれど、ひとりでいることで逆に自分を傷つけている。関係は壊れてもまた繋ぎ直せば良い。全てが胸に刺さりました。
登場人物たちが、ありのままの姿で生きられますように。
素敵な物語をありがとうございます。

2025/05/27 11:41

この作品のひとこと感想

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