君がくれた肯定の言葉

青春・恋愛

君がくれた肯定の言葉
作品番号
1747990
最終更新
2025/03/31
総文字数
11,231
ページ数
4ページ
ステータス
完結
いいね数
3
私は、
    なんで生きているのだろう――
俺は、 

息苦しい毎日をなんとか頑張っている誰かへ贈る物語。

「第56回キャラクター短編小説コンテスト「大号泣できる10代向け青春恋愛【余命は禁止!】エントリー作品」
あらすじ
高校二年生の秋吉紗奈は、家庭内で否定的なことを言われ続けて我慢できずに家を飛び出してしまう。
飛び出した後に夜道を歩いて見つけた公園で偶然、同級生の優真と出会った。
だけど、紗奈は誰かを信じられずに自分とは無縁で正反対だと彼のことを思ってしまい拒絶してしまう。
そんな彼にも過去に辛い出来事があって......

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

お疲れ様です! 拝読させて頂きました!
僭越ながら、感想を残させて頂きます。

窮屈な環境の中、自分すらも押しころす事が当たり前になってしまっていた紗奈。我慢することで傷口を更に開かないようにしていたのかなと思いました。

でも、たった1つの言葉でも、1人の居場所でも、見つけてしまえば、貰ってしまえば、そこに意味を見出して、それが自分の存在意義みたいなものに繋がる。人は1人では生きていけない生き物。誰がいるからこそ、自分客観的に知ることが出来て、より自分を表現できるものだと思います。

苦しい、息をするのもやっとな日々の中でも、優真くん。莉紗ちゃん。そんな2人が息を吹き込んでくれるように、当然の居場所をくれる。

そんな優しい物語に胸が熱くなりました。

言いたいことを言えずに。涙さえ誤魔化して生きるのは何よりも辛いことです。しかし、そういった物を見せることが出来るということは、信頼と勇気が必要な訳で。

ある種、この物語は。紗奈のように息苦しい日々を生きる人の居場所になれるような、そんな素敵な物語だと思います。

まさに生きる意味。その答えのヒントをくれるような、日常に息を吹き込んでくれる優しい物語でした!✨

とても素敵な時間をありがとうございました!
これからもご無理のない範囲での活動応援しております!🍅

2025/04/07 18:23

この作品のひとこと感想

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