夜空の一つ、最後の希望

青春・恋愛

夜空の一つ、最後の希望
作品番号
1744149
最終更新
2025/03/29
総文字数
91,731
ページ数
18ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 理由のない不安や焦燥に駆られ続けて、自分を見失いかけていた主人公、神山 道人は、五五八〇年の世界を夢の中で見る。その世界では『フリーダム』と呼ばれる、人々の願いや欲望を叶える機械が、当たり前のように使われていた。反面、未来の人類は自分の意志を見失ったかのように、街並みや人々の眼差しに生命力が消え去っていた。
 彼はそこで一人の少女、アカネ アマツキと知り合う。しかし彼女は幼い頃、母を失っており、その原因がフリーダムにあると考えていた。あまりにも極端な彼女の考えが、世間一般から認められるはずもなく、彼女は孤立していた。
 社会の「当たり前」に揉まれて自分を見失いかけていた二人は、話し合いを重ねて信頼し合える仲になっていく。しかし、「ある事実」をきっかけにアカネの心は壊れていく。
 アカネの父、ゲンイチ アマツキには、その事実を隠さなければならない理由があった。それは彼もアカネ同様に妻、イチカ アマツキが、フリーダムによって殺されたと考えていて、イチカと似た価値観を持っていたアカネも同様に殺されるのではないかと、考えていたからだ。
 ゲンイチはアカネの意志に押されてそれを打ち明け、研究者でもある彼の働きにより、二人は宇宙船『アース』に乗り、道人が生きる二〇一四年を目指すという作戦を立てる。イチカとアカネは、過去の人に出会う夢を見ており、ゲンイチもそれについて知っていたため、彼はアカネを信じて、道人の待つ二〇一四年を目指す。
あらすじ
 主人公、神山 道人は、五五八〇年の世界を夢の中で見る。その未来では『フリーダム』と呼ばれる、人々の願いや欲望を叶える機械が、当たり前の如く使われていた。
 未来において彼は、未来を恐れる少女アカネ アマツキと知り合う。
 社会の「当たり前」に揉まれて自分を見失いかけていた二人は、本当の正しさを見つけようと、躓きながらも話を重ねていく。しかし、「ある事実」をきっかけにアカネの心は壊れていくーー

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