星屑の門 ~時間を越えるプレゼント~

光が収束し、二人は再び同じ場所に立っていた。最終の門の奥へと続く道が現れ、その先には瑞道の痕跡が残されていた。地面に残された足跡と、置き去りにされた彼のペンダントが二人を導いている。
「これが瑞道の……。」
琴乃が拾い上げたペンダントを握りしめる。
「行こう。瑞道が何を守ろうとしたのか、その答えがこの先にある。」
幹太が力強く前を向き、進む。