まがつひの神は生贄に溺愛される

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あやかし・和風ファンタジー37位(2024/12/04)

あやかし・和風ファンタジー

まがつひの神は生贄に溺愛される
作品番号
1740001
最終更新
2024/12/02
総文字数
18,119
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
1
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あやかし・和風ファンタジー37位(2024/12/04)

百年に一度、まがつひの神には生贄が捧げられる。
このたび贄となった絃もまた、慣例にならいまがつひの妻となった。
まがつひは厄災。人を脅かす、災厄の神だ。
しかし心根の優しいまがつひは、そんな自分に嫁いだ絃の悲運を哀れみ、これまでの贄と同じように祝福を与えようとした。

「私に覚える恐怖や醜悪、芽生える負の感情が、そのすべてが情愛に変わるよう――」

嫌悪すればするほど好いてしまうという、贄からすると呪いのような祝福だった。

しかし、絃は。

「せっかくの祝福ですが、残念です。わたしには、効かないと思います」

そもそもまがつひに恋をして贄となったので、絃にその祝福は効かなかった。それどころか。

「まぁ、麗しい顔。口付けても?」
「否ァ!!!」

純粋に愛を向けるので、まがつひは毎度たじたじとさせられるのだった。


和風恋愛ファンタジー×たじたじな神様

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