当ブログにお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございます。
はじめまして。Iと申します。
この記事にたどり着いた方々はおそらく、X、TikTok、YouTubeなどの私の投稿から遷移してきたことと思います。本当にありがとうございます。この文章が多くの方の目に留まることを願っています。
元メディアをご覧いただいた方はこの記事の目的を察しているかと思いますが、私はある女性を捜しています。そこで皆さまにお願いがあります。もし彼女の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、至急ご連絡いただきたいのです。
その女性とは、私の従姉妹です。
とある地方に住む、高校二年生の女の子です。彼女は今から四ヶ月前の二〇二四年五月末、なんの前触れもなく姿を消しました。
その話を私は人づてに聞き、大変驚きました。なぜなら彼女は県内の国立大学への進学を目指しており、日々勉学に励んでいたからです。失踪する理由が思い当たらなかったのです。彼女は私が知る限り、家族仲がよく、悪い友人と付き合っているという噂もありませんでした。私は彼女に勉強を教えるためよく会っていましたが、そのときも特段変わった様子は見られませんでした。私は彼女が事件や事故に巻き込まれたのではないかと思い、すぐに彼女の母親(私の叔母にあたります)に話を聞きに行きました。
しかし彼女の母親は、失踪した彼女のことを捜してはいませんでした。
正確には、『捜そうとしたものの断念せざるを得なかった』という表現が正しいのかもしれません。その理由は地域性もあったのでしょうか。異質なことに、この地域——いえ、この〝村〟では、若者が忽然と姿を消すことはさして珍しいことではなかったのです。インターネットが普及し、自分の生きる世界の狭さを知った若者が、刺激を求めて都会へ旅立つ……村の者は誰しもがそう結論づけて、若者がいなくなったとしても捜してはいけないという慣習があったのです。そして、村の意向に従わない人間は村八分にされる恐れがありました。
ここまで読んでくださった方は、もうおわかりでしょう。
そうです。X等で触れていましたが、彼女こそが、例の小説の作者なのです。
今、ちまたで話題になっている小説——『きみのかえる場所』の作者です。
その作者である彼女は今、失踪しているのです。
『きみのかえる場所』が話題の小説とはいえ、作者の捜索は私の私情が入っています。彼女がどこにいようと皆さまには関係のないことかもしれません。しかし、そうとは言い切れない根拠も感じており、私は今この記事を書いています。
私は彼女を見つけることができず、ならばと、今度は『きみの帰る場所』を追う形で彼女を捜していました。その結果、彼女の失踪にはこの小説が——この同人誌が深く関係しており、さらには、当ブログを読んでいる皆さまにも影響があるかもしれないと感じたのです。
私がこのブログを通して皆さまにお願いしたいことは三点です。
もし彼女の消息を知る方がいましたら、ご連絡ください。
また、この小説にまつわる不可思議な現象の詳細を知る方がいましたら、ご連絡ください。
そして、ここが一番大事な部分です。
もし『きみのかえる場所』を見かけたとしても、決して、本文を読まないでください。
以降の記事に、私が調べたデータを載せておきます。録音した音声をYouTubeに上げたもの、DMの画像データ、そしてとあるサイトへのリンクです。また、当記事の最後に『きみのかえる場所』のあとがき部分を載せておきます。これを載せることができたのは、彼女の部屋に一冊だけこの小説が残されていたからです。おそらく現段階で、ネット上には流通していないものとなります。あの子の小説を無断で読む気はなかったのですが、ページが開かれていたため目に入ってしまい、さらに妙な内容だったためやむなく掲載することにしました。
これまで集めてきたデータが、彼女の消息につながる手がかりになればと願っています。私はまだ真実にたどり着けていません。私も引き続き調査を進め、進捗があり次第記事を追加しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※なお、プライバシーにあたる部分については声色の変更などの処理を加えております。ご協力いただいた方々には感謝しておりますので、彼らの素性を詮索しないようお願いいたします。また私自身も一般人である故、動画内では声を消去しております。ご容赦ください。