はいから令嬢の極上甘味

あやかし・和風ファンタジー

蓮/著
はいから令嬢の極上甘味
作品番号
1738474
最終更新
2024/11/09
総文字数
9,478
ページ数
5ページ
ステータス
完結
いいね数
5
ランクイン履歴

あやかし・和風ファンタジー36位(2024/11/12)

ランクイン履歴

あやかし・和風ファンタジー36位(2024/11/12)

和風ファンタジー×スイーツ!

桜舞帝国には妖魔が存在する。妖魔は人々を脅かす忌避すべき存在。そんな妖魔を討伐するのが異能者。
攻撃系異能、精神系異能、防御系異能など、異能には様々な種類がある。その中でも補助異能は特殊だった。
補助異能は他の異能者を強化することが出来る異能である。
そんな補助異能を使える者を多く輩出する薬研家に生まれた美琴。
美琴は洋菓子や洋装を好み、巷では『はいから令嬢』と呼ばれている。
そんな美琴は補助異能を使うことが出来ないという弱点があった。しかし、薬研家の家族からは冷遇されることなく、のびのびと育った美琴。
そんなある日、美琴はいつも通り洋菓子を作っていたら、倒れている男性を見つける。
男性はお腹が空いていたようで、美琴が作った洋菓子を全て食べてしまった。呆気に取られる美琴だが、後日その男性が皇族である赤院宮伊吹であることが判明。
伊吹は攻撃系異能が使えるのだが、補助異能を跳ね返してしまう体質だった。
そして驚くべき事実が判明する。
美琴は補助異能が使えないのではなく、作るお菓子に補助異能を込めることが出来たのだ。そして伊吹は美琴が作ったお菓子から補助異能を吸収することが出来た。
こうして美琴は伊吹が妖魔討伐に行く前に、彼にお菓子を作ることになった。

これはお菓子を通して心を通わせる美琴と伊吹の物語。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:卯崎瑛珠さん
ネタバレ
お菓子作りは甘い恋を呼び寄せる
レビューを見る

2024/11/09 21:54

この作品の感想ノート

マドレーヌやシュークリーム等の手作りお菓子を通して、伊吹を支える美琴。
その設定と2人が心を通わせる様子が、とても素敵なお話でした♪(*ˊᵕˋ*)✨️

2024/11/10 15:15

はいから令嬢という言葉に惹かれて読んでいくと、スイーツを通して縮まっていく二人のやり取りに、キュンとなりました。
お互いが必要な存在だから、という意味以上の好意に進展していく早さも心地よかったです!

芯の強さとお菓子作りを通しての女性らしさの両方を見せてくれる、美琴の人柄も素敵でした。
素敵な物語をありがとうございます!

2024/11/09 23:03

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop