余命一年の贄は絆の糸を視る

あやかし・和風ファンタジー

緋村燐/著
余命一年の贄は絆の糸を視る
作品番号
1738035
最終更新
2024/11/03
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
あやかしが住む幽世
人間が住む現世
一つの門を隔ててつながる現世に、紫乃は見鬼の異能を持ち生まれた。

現世にてあやかしが見える見鬼の異能持ちは十八になると門を維持する贄となる運命。

両親はあやかしを祓う祓い師の才を持つ妹の莉乃ばかりをかわいがり、紫乃はいずれ死ぬ娘として最低限の世話しかされなかった。
唯一愛してくれたのは祖父だけだったが、紫乃が十七になったばかりのころに亡くなってしまう。
形見分けとして紫乃が受け取ったのはいつも祖父が持ち歩いていた琥珀のペンダント。

そんな折、余命一年となった紫乃の前に美しい和装の男が現れた。
嵐果と名乗った人ならざる者は、祖父の琥珀のペンダントと対になっているものを探しているという。


*和風恋愛ファンタジー×謎解き*


迫る死の中、紫乃は希望を見出す。

「私は、もっと生きたい」

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