トラッシュ・マウンテンを住みやすい環境に整えていくライラ。ゴルドリアとの商売の噂が広まり、徐々にライラの存在を認識する者が増えていく。それに合わせ、トラッシュ・マウンテンに捨てられていく人を保護・介抱していくことで仲間を増やしていく。やがて小さな町になり、住みやすい環境が整っていく。噂をかけつけて各国がライラに取り入ろうとするが、暴力的な手段はアキト含む仲間によって阻止される。ガノッシュの助言によりゴルドリアで身分を保証してもらい、どの国にも属さないように話を進める。そのかわり、トラッシュ・マウンテンに残る問題をライラが解決することに。「捨てられていくごみの処理」「捨てられていく死体や人に関わる問題」「トラッシュ・マウンテンから生まれる瘴気への対応」この三つが大きな問題となる。スライムなどを使いごみ処理を行う場所を作り、各国からの評価が上がる。そんななか、ライラの親(グリーフィア家)がライラがトラッシュ・マウンテンでまだ生きていることを知る。自分の娘がゴミ山の主だと知られる前に殺そうと、暗殺を仕掛ける。奇しくもその暗殺の依頼を受けたのはアキトが所属していた暗殺者ギルドだった。やってくる敵を倒し、問題を解決する。ゴルドリアの大商人および貴族の庇護下にあったライラを襲撃したとして、グリーフィア家は制裁を受けることになる。
 ライラはトラッシュ・マウンテンにゴミ処理場、慰霊碑、そして捨てられたものを受け入れる孤児院や病院を建設する。また、湯治のために温泉施設を作る。名付けて『トラッシュ・マウンテン健康ランド計画』。汚いゴミ山だったトラッシュ・マウンテンのイメージを払拭する大きな計画だった。ゆったりと自然を楽しむ住居や孤児院のエリア、健康ランド含むレジャーエリア、そしてゴミを処理する施設などが集まる仕事のエリア。広い山がライラによって整えられていく。ケアラーの能力を活かしながら、ライラは気ままにゆったりしつつも、領地の経営を行うことになる。彼女はいつしか『聖女』と呼ばれるようになるのであった。