数ある物語から選んでいただき、ほんとうにありがとうございます。
さて、この話は私、夜桜海月が学校の授業で習った源氏物語に触発されて書きました。
舞台は平安時代で、良い意味で貴族の姫っぽくない上流貴族出身の女性が、没落貴族出身の女性と一緒に何かする。
そんなふわふわな空想から始まりました。
下で詳しく書いていますが、雪子と弘徽殿は『桐壺の更衣』と『弘徽殿の女御』を参考にしています。
まきびしが渡殿に落ちていたという描写は私の創作ですが、弘徽殿に閉じ込められたというのは源氏物語にもあります。
また、拙作に乗せている漢文や現代語訳した和歌は全て昔の偉人が作ったものです。
昔の人って凄いなと調べている度に感じました。
では、またお会いできること機会があることを切に願っております。
(最後まで読んでくださった感謝に短編を綴りました。読んでいただけたら幸いです)
《キャラクター設定》
杏子
平安っぽく~子で終わるように考えました。
恋愛に対してはかなりの鈍感で湊から向けられる好意に気づいていません。
いつ気付くんでしょうね?
あまり興味がない貴族の知識は紀子に無理やり覚えさせられましたが、実家ではほとんど使わず今では頭の奥底で眠っています。
好きなことは体を動かすこと、外に行くことです。
部屋の中でじっとすることは苦手です。
家では軽装だったので、十二単も苦手です。
雪子
源氏物語の『桐壺の更衣』を参考にしました。
父が大納言で亡くなっているという設定もそこから。
桐壺というのは淑景舎の別名です。
杏子と雪子が似ているにはどの位置にすればいいんだろうと考えた結果、雪子と杏子の祖母は双子という設定が誕生し、はとこという関係になりました。
雪子の見た目はほぼ杏子ですが、雪子よりも肌が白い、声がわずかに高く細いと違いはあります。 (どれも細かいですが)
一家の大黒柱がいなくなっても何とか生活ができたのは、国母のおかげです。 (機会があれば次登場するかも?)
和歌や漢文の知識は母から教えてもらいました。
卯紗子
元農民の女房。
女房の心得や言動、知識は杏子や紀子、紀子付きのお姉さん女房から教えてもらいました。
名前の由来はうさぎです。
うさぎみたいにぴょんぴょんして明るくて可愛い子になってほしいという願いから来ました。
年齢は杏子や雪子と同じ15歳です。
ですが、見た目よりも小さく幼いです。
杏子の館に移った後もお忍びで杏子と一緒に畑仕事をしたり、田んぼを見たりしています。
玲子
表情筋が死んでいるとか能面とか武官とか色々言われています。
夜目が効き、聴力が優れています。
玲子は弟に武術を教える傍ら自身も強化しています。
第一印象が冷たいので、れいこ。
呼び名から考えて漢字をあてはめた珍しいキャラクターです。
雪子が杏子と会う前、弘徽殿からの嫌がらせを受けて生き延びられたのは全て玲子のおかげです。
玲子の弟は右近の部下です。
湊(東宮)
後宮に入内してから柏陽や右近の報告に頭を抱えています。
それもこれも、杏子が好きだから。
杏子への思いは杏子以外全員に伝わっています。
今回は杏子の尻拭いで出番はあまりありませんでした。
柏陽
杏子の一番上の兄。
熱血で脳筋そうだけど、杏子の暴走を止められる数少ないキャラクター。
杏子の館で護衛をしているのは帝の恩義です。
本編には出番がありませんでしたが、幼馴染の女性と婚約しています。
右近
杏子の二番目の兄
気が強く喧嘩する上と下を丸めます。
文官としては優秀で既に東宮の右腕。
丁寧な物言いをするけど、プッツンしたらすぐに手が出るタイプ。
弘徽殿のところで飛ばした鶴は帝に届けられました。
内容は人材派遣。
左大臣
杏子の父
圧力(主に弘徽殿の家)に負けました。
弘徽殿の家を没落させようと暗躍しています。
紀子が大好きなので、愛人はいません。
紀子
帝の同母妹で杏子達兄妹の母。
不在がちな夫や息子に代わって家を守っています。
杏子に似ている容貌で穏やかな姫君の印象を与えるが、手綱をしっかり握れる肝っ玉母さん。
未来の義娘とは仲が良く、一緒に暮らしています。
帝
杏子と雪子の前では優しい親戚の人。
湊と杏子の関係を離れたところで楽しくみています。
杏子の母で妹の紀子を溺愛しています。
中宮
帝の補佐をしています。
杏子の苦労は分かるので共感しています。
弘徽殿
名前は教えてくれませんでした。
最低限の知識しかないです。
弘徽殿の女房筆頭は陰陽師の家系で、杏子に攻撃しました。
ですが、杏子に反撃されて撃沈。
弘徽殿も当たったせいで、体が思うように動かなくなりました。
弘徽殿の父
これから左大臣にぼこぼこにされます。
李承
弘徽殿の兄
意味不明な漢文を送って来た本人。
杏子の返歌は難しくて理解できませんでした。
麗景殿
弘徽殿派の妃。
雪子の身代わりになっている杏子に水をかけました。
芳子
杏子達よりも年下。
12歳くらい。
家柄さえ良ければ、女御になれた人物。
近江
普通の女房。
芳子を妹と思って可愛がっています。
伊勢
杏子に助けられました。
家は弘徽殿派ですが、そんなの知りません。
自分で生きていくと決めました。
さて、この話は私、夜桜海月が学校の授業で習った源氏物語に触発されて書きました。
舞台は平安時代で、良い意味で貴族の姫っぽくない上流貴族出身の女性が、没落貴族出身の女性と一緒に何かする。
そんなふわふわな空想から始まりました。
下で詳しく書いていますが、雪子と弘徽殿は『桐壺の更衣』と『弘徽殿の女御』を参考にしています。
まきびしが渡殿に落ちていたという描写は私の創作ですが、弘徽殿に閉じ込められたというのは源氏物語にもあります。
また、拙作に乗せている漢文や現代語訳した和歌は全て昔の偉人が作ったものです。
昔の人って凄いなと調べている度に感じました。
では、またお会いできること機会があることを切に願っております。
(最後まで読んでくださった感謝に短編を綴りました。読んでいただけたら幸いです)
《キャラクター設定》
杏子
平安っぽく~子で終わるように考えました。
恋愛に対してはかなりの鈍感で湊から向けられる好意に気づいていません。
いつ気付くんでしょうね?
あまり興味がない貴族の知識は紀子に無理やり覚えさせられましたが、実家ではほとんど使わず今では頭の奥底で眠っています。
好きなことは体を動かすこと、外に行くことです。
部屋の中でじっとすることは苦手です。
家では軽装だったので、十二単も苦手です。
雪子
源氏物語の『桐壺の更衣』を参考にしました。
父が大納言で亡くなっているという設定もそこから。
桐壺というのは淑景舎の別名です。
杏子と雪子が似ているにはどの位置にすればいいんだろうと考えた結果、雪子と杏子の祖母は双子という設定が誕生し、はとこという関係になりました。
雪子の見た目はほぼ杏子ですが、雪子よりも肌が白い、声がわずかに高く細いと違いはあります。 (どれも細かいですが)
一家の大黒柱がいなくなっても何とか生活ができたのは、国母のおかげです。 (機会があれば次登場するかも?)
和歌や漢文の知識は母から教えてもらいました。
卯紗子
元農民の女房。
女房の心得や言動、知識は杏子や紀子、紀子付きのお姉さん女房から教えてもらいました。
名前の由来はうさぎです。
うさぎみたいにぴょんぴょんして明るくて可愛い子になってほしいという願いから来ました。
年齢は杏子や雪子と同じ15歳です。
ですが、見た目よりも小さく幼いです。
杏子の館に移った後もお忍びで杏子と一緒に畑仕事をしたり、田んぼを見たりしています。
玲子
表情筋が死んでいるとか能面とか武官とか色々言われています。
夜目が効き、聴力が優れています。
玲子は弟に武術を教える傍ら自身も強化しています。
第一印象が冷たいので、れいこ。
呼び名から考えて漢字をあてはめた珍しいキャラクターです。
雪子が杏子と会う前、弘徽殿からの嫌がらせを受けて生き延びられたのは全て玲子のおかげです。
玲子の弟は右近の部下です。
湊(東宮)
後宮に入内してから柏陽や右近の報告に頭を抱えています。
それもこれも、杏子が好きだから。
杏子への思いは杏子以外全員に伝わっています。
今回は杏子の尻拭いで出番はあまりありませんでした。
柏陽
杏子の一番上の兄。
熱血で脳筋そうだけど、杏子の暴走を止められる数少ないキャラクター。
杏子の館で護衛をしているのは帝の恩義です。
本編には出番がありませんでしたが、幼馴染の女性と婚約しています。
右近
杏子の二番目の兄
気が強く喧嘩する上と下を丸めます。
文官としては優秀で既に東宮の右腕。
丁寧な物言いをするけど、プッツンしたらすぐに手が出るタイプ。
弘徽殿のところで飛ばした鶴は帝に届けられました。
内容は人材派遣。
左大臣
杏子の父
圧力(主に弘徽殿の家)に負けました。
弘徽殿の家を没落させようと暗躍しています。
紀子が大好きなので、愛人はいません。
紀子
帝の同母妹で杏子達兄妹の母。
不在がちな夫や息子に代わって家を守っています。
杏子に似ている容貌で穏やかな姫君の印象を与えるが、手綱をしっかり握れる肝っ玉母さん。
未来の義娘とは仲が良く、一緒に暮らしています。
帝
杏子と雪子の前では優しい親戚の人。
湊と杏子の関係を離れたところで楽しくみています。
杏子の母で妹の紀子を溺愛しています。
中宮
帝の補佐をしています。
杏子の苦労は分かるので共感しています。
弘徽殿
名前は教えてくれませんでした。
最低限の知識しかないです。
弘徽殿の女房筆頭は陰陽師の家系で、杏子に攻撃しました。
ですが、杏子に反撃されて撃沈。
弘徽殿も当たったせいで、体が思うように動かなくなりました。
弘徽殿の父
これから左大臣にぼこぼこにされます。
李承
弘徽殿の兄
意味不明な漢文を送って来た本人。
杏子の返歌は難しくて理解できませんでした。
麗景殿
弘徽殿派の妃。
雪子の身代わりになっている杏子に水をかけました。
芳子
杏子達よりも年下。
12歳くらい。
家柄さえ良ければ、女御になれた人物。
近江
普通の女房。
芳子を妹と思って可愛がっています。
伊勢
杏子に助けられました。
家は弘徽殿派ですが、そんなの知りません。
自分で生きていくと決めました。