私はびっくりしてスマホを落としそうになったけど両手で抑えてそれは阻止出来た。
早穂ちゃんに笑顔で返したあとスマホとまたにらめっこしたけどやっぱりだめで。結局アプリを閉じた。
ため息をつきながら楽器を片付け、食堂に向かう。
その間、先生に言われた言葉がずっと頭の中にあって。出雲くんが離れなかった。
どうしよう。
大会まで時間がないのに。
出雲くんとまた向き合う時間はあるのだろうか。
そんな考えがずっと頭の中をぐるぐると回っていた……。
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