感想ノート

  • 作品拝読しました。
    中学から吹奏楽を続けてきた琴乃が高校生になり、情熱を忘れかけて、それでもまた前を向いて全国大会を目指していく……そんなストーリーが眩しくて、気がつけば物語に没頭していました。
    音楽にすべてを捧げていた出雲くんが味わった絶望も痛いほどよく伝わって来て、彼を吹奏楽部に誘うシーンは胸が痛くなりました。でも、そんな出雲くんの本音を見破って、最後まで出雲くんと一緒に音楽をしたいと諦めなかった琴乃が余計に愛しく思えました。

    夢を追いかけるって、何歳になってもいいですよね。
    青春時代だけじゃなくて、大人になっても琴乃たちのように、好きなことに全力で向き合いたくなるような物語でした。
    素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。

    葉方萌生 2024/09/24 19:35

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