君との夜、満月を打ち抜く
青春・恋愛
完
3
高鍋渡/著
- 作品番号
- 1725986
- 最終更新
- 2024/06/02
- 総文字数
- 9,629
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- あらすじ
- 二十八歳独身彼女無しの陽太は仕事帰りにバッティングセンターに寄るのが日課だった。
ある満月の夜。いつものようにバッティングセンターに立ち寄った陽太が見かけたのは、中学時代に好きだった古川月乃がバットを振る姿だった。
陽太は青春時代を思い出し、叶わなかった恋に決着をつけるべく、バットを構える。
この作品の感想ノート
作品拝読しました。
冒頭に書かれていた『彼女が配偶者や子どもを連れて歩いているのを見れば諦めがつくのに』という部分(言い回し違くてすみません!)に共感しすぎて、何度も頷きながら読んでいました。
彼女の名前に月が含まれているから、バッティングセンターのホームランの満月にヒットしたときに、彼女の心に響いたのかな……。
ラストがどうなるのかドキドキしながら読んでいたのですが、終わり方もすごくよかったです……!
もう後悔しないように必死に言葉を紡いだのが伝わる、素敵なラストでした。
感想下手であまりうまく伝えられていない気がするのですが、すごく共感できて、そして幸せな気持ちの読後感を得られる作品でした!
素敵な作品をありがとうございました!
鈴谷なつさん
2024/06/07 00:51
作品拝読しました。
28歳の自分が中学時代の青春を振り返って、好きな人に再会する……とてもロマンチックな話ですよね。何も考えずに、照れ臭さで行動に移すことができなかった青春時代と、大人になっていろんな感情を知った上で、また踏みとどまってしまう歯痒さ。バッティングセンターという舞台も不思議と馴染んでいて、二人の会話がとてもリアルでした。
ラストの希望のある終わり方も好きです。これからの二人の恋の行末が気になりますね。
素敵な作品をありがとうございます。
葉方萌生さん
2024/06/06 20:18
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