心の色ってどんな色?

僕の心の色はとても複雑で、いろんな色が混ざって主張しあっていつも騒がしい。

明るい色は気分が上がるし、何かいいことを連れてきてくれそうな気になって心が躍る。

穏やかな暖色はなんだか優しい気持ちになって、今日も一日を無事終われたことに、ありがとうっていいたくなる。

青色や紫色は少しもの悲しい気持ちになって、遠い過去の思い出に気持ちを馳せて切なくなって、時に涙がこぼれたりする。

灰色や黒色は僕の心の端っこから蝕んで、泣きたくなるような絶望感や苦しさを感じさせてくれる、とても厄介な色だ。


でもどの色もどの感情も生きていく上で欠かせないモノで、どれが欠けてもきっと僕らしく生きられないんだろうなってぼんやりと思う。


空を見上げると、まんまるい月がこちらを見下ろしていて、
なんだか漠然と許されてる気持ちになってほっとして、
僕が今日も無事一日を終えられたことがなんだか誇らしくなってくる。


きっと、誰かに『いいよ』って言って欲しいんだろうね。


そのままでいいよ
責めなくていいよ
自信がなくていいよ
変わらなくていいよ
ありのままでいいよ

生きていいよって。


ね、明日も僕は僕のままでいいね。


2024.11.22