第3章 私達の過去

学校から出ると街灯が少ないせいか 辺り一面真っ暗だった。
子供のころに親に夜は暗くて危ないからそてに出ちゃダメよ。と良く言われたものだった。そんなことを思いながら駅に向かうと長い影が見えたので顔を上げるとそこには健の顔が見えた。そんな中健が放った言葉は、「どうだった」「まぁ見つかったけど。名字が違った。」「だよな。じゃあ卒アルにはなかっただろうそれは何故だと思う?」「転校したとか」「うーん違うな」「じゃあ何よ」
「じゃあ絶対聞いても笑うなよ」「分かった」その瞬間嫌な予感が当たった。
「俺不死身なんだ」「え…」「うん....だよね嘘だと思うんだよねそうだよね。」
「ううん私は信じるよそう言われると確かにって思うから」いつの間にか私たちは仲が良い感じの関係になっていた。
「ありがと」「ううん」「もう暗いから帰らない?」「そうだね」手元の腕時計を見るとてっぺんを越えていた。