明日またきみの名を呼びたい

ヒューマンドラマ

葉方萌生/著
明日またきみの名を呼びたい
作品番号
1724365
最終更新
2024/05/12
総文字数
30,917
ページ数
11ページ
ステータス
完結
いいね数
5
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ5位(2024/05/21)

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ5位(2024/05/21)

第48回キャラクター短編小説コンテスト「マイノリティ×出会い」応募作品です。

*この作品にはちょっとした特殊能力が登場します。
あらすじ
大学1年生の本間美都は、場面緘黙症のせいで人前で喋ることができない。
大学では友達をつくろうと意気込んだものの、失敗ばかりの日々。
マイノリティな人たちが悩みを共有する『なないろ』というアプリで気持ちを慰めていた。
そんな美都が出会ったのは滝波新という男の子。
人当たりがよく、美都が場面緘黙症であることも気にしていない様子の新に、美都はすぐに心を開く。
だが、新には誰にも言えない秘密があった。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。
勇気を出して環境から抜け出しても、過去のトラウマにより、そう簡単には変われない。
それでも変わろうとしている姿と、美都の苦しみが伝わってきて、胸が締め付けられました。
そんな美都が弱音を吐き出す場所があって、そこでの繋がりを心の支えにしてしまう気持ちは、わかります。
否定されないというのは、それだけで縋りたくなってしまうものだと思うので。
そんな中での、新との出会いは、美都を本当の意味で檻から抜け出すきっかけになったのだとわかるものでした。
やはり、顔を合わせて出会い、言葉を交わす繋がりは大切にすべきだと思わせてくれる物語でした。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/06/10 17:34

読了後心に静に余韻が残りました
マイノリティの人に対する理解は今の日本では
あまり進んでいないように思いますが
この小説のように自然な形で理解していけたらと
気付きのある小説でした

rabendaさん
2024/05/12 11:59

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

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