鬼憑き領主と愛しき日々
あやかし・和風ファンタジー
2
夏みのる/著
- 作品番号
- 1724227
- 最終更新
- 2024/07/17
- 総文字数
- 1,035
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
総合100位(2024/07/17)
あやかし・和風ファンタジー28位(2024/07/17)
- ランクイン履歴
-
総合100位(2024/07/17)
あやかし・和風ファンタジー28位(2024/07/17)
かつて『和州國』を脅かした四大妖怪、鬼・狐・蛇・烏。
四大妖怪の気配に触発され、有象無象にわき出る妖魔は、多くの民の命を葬った。
人に非ずものを退けるすべを持たなかった人々は、天に祈りを捧げるほかなかった。
初代・和州國君主は、巫術師の力を借り、四人の臣下に『人柱の契り』をほどこした。
臣下は四大妖怪を封印すると共に、宿主となり力を手に入れ、妖魔を退けることに成功する。
それから数百年と時は流れ――現在、和州國は四人のあやかし憑きの領主と、鎮め役を担う巫術師一門の宇賀神家によって安寧が保たれている。
「お前を狐憑き次期領主の嫁候補から抹消し、西の領地を追放する!」
「…………え?」
狐憑きの領主の屋敷にて、嫁候補の一人として身を置いていた愛日は、ある日突然とんでもない濡れ衣を着せられ、大衆の面前で追放を言い渡されてしまう。
そんな彼女に手を差し伸べたのは。
東の領地を治める、序列第一席の鬼憑き領主だった。
「行くあてがないなら、俺に拾われるか」
「……拾ってくださったご恩、この身のすべてを削ってでもお返しいたします」
鬼憑き領主と捨てられ巫女が織り成す、和風恋愛ファンタジー。
「お前のその名のとおり、愛しめでる日々をこの先も捧げよう」
夏みのるさんの書籍化作品
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