感想ノート
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碓氷澪夜 2024/05/17 16:12
みやさん!
読んでいただきありがとうございます!
統一感と多様性の問題のように、本作も受け入れられるか不安な部分は多々ありました。取り扱うテーマはもちろん、はたから見れば堂々とサボっているわけですし。笑
でもこういうところに陰の青春もあって、そんな二人の日々に入り込んでくださってとても嬉しいです!!
そして二人の日々の終わりは、書いている私も苦しかったです。あの一言には私自身もひゅっと心を掴まれました。まさに感情が溢れるように出てきた言葉でしたので。
いつもそうなのですが、私は落とすところまで落とすので「ラストどうしよう」と悩みつつもあの締めくくりを紡ぎ出せた時は安心しました。それと同時に少し寂しさも感じて、二人の物語に私も救われていたのかなと思いました。そんなラストをみやさんに最高と褒めていただき、とっても嬉しいです!!
改めて、素敵な感想をありがとうございました!
作者からの返信 2024/05/18 08:36
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お疲れ様です。
僭越ながら感想を残させて頂きます。
人と違う事、それは望まぬままに手に入れた物だったとしても、他人の目から見てしまえば、関係のないこと。
人と違うという事を、好奇にさらされ、自分自身ですら、自分を異質と捉えてしまい、心を閉ざしてしまう。
人と関わりを持ちたい。自分を遠慮なく披露できる場所を見つけたい。本当に心底にあるそんな人間らしさを隠してしまうほど、人と人との印象というものは、時に醜いものです。
センシティブなテーマながらも、爽やかに、前を向いていく紗織と、一見サバサバしているように見えて、どこまでも澄んだひとみをしている陽菜夏の、互いに必要とし、社会へと大きく強い一歩を踏み出していく姿は、人の在るべき姿を見ているようで、とても心が震えました。
少なからず、人とは違うを持っている私達だからこそ、それを補い合い、認め合い、縁を繋いで行きたいと強く思いました。
素敵なお時間を頂きありがとうございました!
これからもご無理のない範囲での活動、頑張って下さい🍅芽雨りこ 2024/05/14 18:41
すみません、返信遅くなりました…!
読んでいただきありがとうございます!
集団や組織に属している以上、周囲からいろんな評価をつけられ、それに無意識のうちにも縛られ、苦しんでしまうことも多々あります。
けれどそんな日常にも光はあって、そんな光に居場所を見つけてささやかながらも大きな一歩を踏み出していけたら、と思います。
紗織と陽菜夏の物語がりこさんの心を震わせられたこと嬉しく思います!
爽やかさも特にこだわった部分なので感じてくださりありがとうございます!!
改めて素敵な感想ありがとうございました!
これからも頑張って書いていきます!!作者からの返信 2024/05/17 13:19
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容姿は目に見えてしまうから、関係のない人にも好き放題言われてしまいそうで、そう考えると二人は本当に生きづらかっただろうな、と思います。
それでも二人がお互いの理解者になり、居場所になれたことがとても幸せな作品でした。
ラストもすごく優しい気持ちになりました。このテーマで爽やかさを残して書けるのがすごすぎます……。
素敵な作品をありがとうございました!!
鈴谷なつ 2024/05/11 15:04
なつさーん!!
読んでいただいてありがとうございます!
容姿とか外見って良くも悪くも一番目につきやすいので、まさにおっしゃる通りの意味合いを込めて書かせていただきました。時には大人という鎧を捨てて自分らしくあれる居場所で息をできたら…。
ラストについては私も一番気に入っているので、優しい気持ちになっていただけたなんて嬉し過ぎます!!!
こちらこそ素敵な感想をありがとうございました!!作者からの返信 2024/05/11 15:40
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矢田川さんのおっしゃっていた「読後感スッキリの新作短編」ってこれですよね!めっちゃよかったです!
やっぱり受験って大きなもので、どこまで行っても最後は孤独な戦いで、どうしても将来を考えなければならなくて…。でも「大人になりたくない」という気持ちにすごく共感しました。
実際、私が去年受験生だったので…。
最後また会うシーンでは驚きと感動で胸がいっぱいで、電車の後ろの窓に頭をぶつけるほどでした!(リアルにぶつけました…)
素敵な作品を、ありがとうございました!
海月リコ 2024/05/08 16:10
海月さん!
そうです!本作が以前宣伝させていただいた物語です!笑
そんなに共感や感動を覚えてくださったとは!!!とっても嬉しいです!!
大人になるって難しいですよね。目の前の現実の壁にどうしようもなく直面してしまって変わらないといけなくなる…。でもきっとずっと大人である必要はなくて、自分の中にある自分だけの色であれる居場所を見つけられたら幸せなんじゃないかなと思います。
最後のシーンは私もお気に入りのシーンなので、ぶつけるほど胸がいっぱいだなんてこのうえない喜びです!!(大切な頭なのでお怪我はなきよう…笑)
読後感の良い物語は全作通して私が目標としているところですので、これからも頑張っていきたいと思います!
改めてになりますが素敵な感想ありがとうございました!作者からの返信 2024/05/08 21:37
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こんにちは。葉方萌生と申します。
作品拝読しました。
外見が人と違うこと、何も悪くないのに先生に怒られたり、他人から白い目で見られたりすること、どれも高校生の彼女たちからしたら苦しいですね。二人だけの居場所を見つけて気持ちが通じ合っていく過程が鮮やかに描かれていて、紗織と一緒にほっとしていました。
不器用だった二人が喧嘩別れをしまた再会した時、言いようもない感動に包まれました。
文章も読みやすくて良いですね!
これからも頑張ってください。応援しています。
素敵な作品をありがとうございました。葉方萌生 2024/05/06 20:42
読んでくださってありがとうございます!
身近なところで悪意なく向けられる視線とか本当に苦しいですよね。
紗織たちの出会い、別れ、再会と一連の過程を見守っていただき、また同時に紆余曲折の想いを感じとってくださって嬉しいです!
文体も読みやすさはなるべく意識して書いてるので良かったです!!
こちらこそ素敵な感想をありがとうございました!!作者からの返信 2024/05/06 23:15
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等身大の悩みや、身近にあるマイノリティがリアルで共感がもてました。忘れてしまいそうな事だけど忘れちゃいけないこと。それを思いださせてくれる素敵な作品でした。いつもと違う作風でしたが、私はすごく好きだし、是非読んで頂きたい作品です。素敵な作品をありがとうございます✨
りた。 2024/05/05 14:17
りた。さん!
感想ありがとうございます!!
今回はリアリティに寄せた物語を描くことが私の目標でしたので、身近にあるマイノリティを感じていただいてとっても嬉しいです!!
また作風も変えて受け入れられるか心配でしたが、すごく好きだと言ってくれてもう感謝感涙です(T ^ T)
改めて、こちらこそ素敵な感想をありがとうございました!!作者からの返信 2024/05/06 00:49
理不尽なルールに縛られ、苦しみ、悩んでいる姿は、とても等身大で、冒頭で物語の世界に入り込んでいました。
“同じでなければならない”というルールは、改めて見直すべきですね、彼女たちのように悩み、苦しむ人たちは少なくないでしょうから。
そして同じ悩みを抱く紗織と陽菜夏が出会ってからは、青春しているなと思いました。
やっていることは、とても褒められることではないけれど。
でも、その時間が彼女たちを間違いなく救っていて。
大人と子供の狭間にいる彼女たちが、集団の枠からはみ出すのは、小さな抵抗のようにも感じて。
大人になってしまった私は、彼女たちの時間が、関係がずっと続くわけがないと思いながら読んでいたらので、どんな終わり方を迎えるのか、想像しながら読み進めていました。
そしてその終わり方は、想像以上に苦しかったです。
心の拠り所だったから。
絶対的な味方だと思っていたから。
そんな思いに囚われて、未熟な彼女が発した言葉が、本心ではないとわかっていても、言ってしまったら取り返せない。
言葉の悪い力を感じました。
その小さなトゲが抜けたあのラストは最高でした。
堅苦しい檻から抜け出した彼女たちが、いつまでも自由な世界で笑いあっていますように。
素敵な物語を、ありがとうございました!