離縁から始まる永遠の契り

あやかし・和風ファンタジー

中小路かほ/著
離縁から始まる永遠の契り
作品番号
1720634
最終更新
2024/03/30
総文字数
31,999
ページ数
89ページ
ステータス
完結
いいね数
10
ランクイン履歴

総合39位(2024/04/06)

あやかし・和風ファンタジー21位(2024/04/06)

ランクイン履歴

総合39位(2024/04/06)

あやかし・和風ファンタジー21位(2024/04/06)

両親を亡くし身寄りのない千世は、
名家である不破家へ使用人として引き取られる。

そこで千世は不破家長男の正彦と恋に落ち、
2人は結婚の約束をする。


その日がくることを心待ちにしていた2人だが、
千世は自らも知らされていない
ある秘密を抱えていたことが判明する。


――それは。
すでに、ある男と婚姻関係にあったという事実。


その男の名は、叢雲紫雨。
強大な妖力を持ち、人間嫌いで有名な鬼であった。


正彦の親に、正彦との婚約の許しを請うため
離縁状を差し出しに、千世は1人紫雨のもとを訪れる。

一度も会ったことのない、
なぜ婚姻関係にあるのかもわからない男のところへ――。


そこで千世は、
思いも寄らない言葉を紫雨に言い渡される。


「返してやるものか。
お前は、俺が待ち望んでいた花嫁だ」


離縁を申し出にいったはずが――。


「俺はお前にそんな顔はさせない。
だから、俺のところへこい」


なぜか本当の夫婦として暮らすことになってしまい、
人間嫌いと噂される紫雨は
妻である千世だけに一途に愛を注ぐ。


しかし千世には、
さらにもう1つ――、隠された秘密があった。


それこそが、顔も知らない紫雨と
婚姻関係が結ばれていた真実であった。




《執筆期間》
2024.03.20 〜 2024.03.29



第47回キャラクター短編小説コンテスト
「離婚から始まる和風恋愛ファンタジー」に
エントリーしています。

ストーリーの結末は、
のちのち長編に改編することを見越しての
内容となっています。



感想ノートへの書き込みは、
ひとつひとつ大切に読ませていただきます!
(返信は行っておりませんで予めご了承ください)

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop