どうも! こんちゃ! 作者です! 
 まずはここまで読んでくださり本当にありがとうございました。最後まで読んでくださり、このコメントが読者の皆さんに届いているという事実がなにより嬉しいです。こういう場で何を書けば良いのかわからないので、一流の小説家の方を真似て書いてみようと思います。
【自己紹介】
基本的にパソコンで小説を書いている平成生まれの人間です。小説は読むのも書くのも好きで、専ら恋愛小説に浸っています。アニメや漫画も好きです。どちらかといえば後者にハマってます。
暇とお金さえあれば旅行したいなと思っています。
最近は昔買った漫画や小説を読み返してます。

好きな作品:『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』『桜のような僕の恋人』『君は僕を染め輝かす』(自分の小説含め恋愛小説四天王だと思ってます)
好きな作家:佐野徹夜さん、住野よるさん
※世界一好きな小説は何かと聞かれたら迷わず自分の小説と答えるくらい、自分の作品が好きです。想像を絶する時間をこの作品に捧げてきました。




【過去の随想】
 小説を書こうと思ったのは中学2年生の時でした。
 当時僕は文学の世界とは全くもって無関係でした。皆さんは小説を書いている人間というと日常的に読書に勤しみ、国語の成績も抜きん出ている人を想像するかもしれませんが、僕の場合は全くもって対極です。活字を嫌い、国語の成績は壊滅的でした笑。そんな人間が文章を書いて、人に見せる行為に快感を覚えているのはとても不可思議だと自分でも思います。
 僕はクラスの学級委員をやっていました。とある中学2年生の冬の日、他クラスの学級委員の子と委員会活動の残り時間で小説の話になり、その子から『君の膵臓をたべたい』をオススメされたことがすべてのきっかけです。面白くないだろうと思って読み始めたら止まらなくて、徹夜して読み終えました。感動から涙が止まらなくて、自分も小説を書きたいと思い、読み終えてまもなく、右も左もわからないまま書き始めました。しかし日に日に書きたい欲は衰えていきました。その後、学級文庫の本棚に置いてあった『君は月夜に光り輝く』をたまたま読み、これまた感動して、やっぱり自分の作品を完成させたいと思い、ひたすら書き続けました。(本人たちには言えませんが、他クラスの学級委員の子と学級文庫の本を選んでくれた図書委員の子に、実はとても感謝してます。)コロナ禍で自由時間が増えたことも相まって中学3年生の秋ごろに初稿を完成することができました。今読み直しても、初稿は2作品にかなり漸近しており、文章力もだいぶ幼稚です。そこから今まで地道に改稿し続けた結果、だいぶマシな文書になった気がします。まあ、現代文の成績は壊滅的ですが笑。
 一応、他に何個か作品があり、そのうち一つは完成していますが、内容と構成力が幼稚なためまだ見せることができません笑。



 ここからは作品の内容について書きます。
 僕の作品は『君の膵臓をたべたい』と『君は月夜に光り輝く』の影響を受けまくった作風になっています。(例えば作中の七色病は君月の発光病のように存在しない病気を作った所)この2作品は両手で数え切れないくらい読み返しました。なので、自然と僕の作品は死を扱ったテーマになります。小説を書く信条として、自分が現実で体験したものを言語化して伝えたいというのがあります。今回の小説の場合、舞台となっている街は僕が住んでいるところですし、恋人ではありませんが友達と出かけた時に感受したことを書いています。しかし、僕自身大きな病気にかかったこともないですし、恋人の死も、クラスメイトが加害者の殺人も経験したことはないので、そこは憶測で書いています。
 ただ、高校2年生の時に同級生の急死(死因は心臓発作)を経験したことがあるので、親しい人が亡くなった時のなんとも言えない辛さは知っています。創作物の文字とは違い、本当の失恋や身内の死は言語化できなほどの辛さ、後悔、虚しさ、脱力感に襲われます。正直経験するまではこの辛さを舐めてました笑。前者と後者を同時に経験した僕はある意味人として強くなったのかもしれません笑。その他にも色々な辛さや悩みが重なったこの時(高校2年生の1月、2月あたり)は真面目に生きるのがめんどくさくなる時もありました。友人や家族に心配されないように隠していたり、辛さや悩みを相談するにも原因を偽っていたのでさらに心が苦しかったですね笑。(今思えば最悪の相乗効果笑)真面目に生きて勉強しなければならない理性と、本当は休みたい逃げたい本能とが交錯していた感じでした。
 社会に対する生きづらさの憎悪、理想と乖離した現実、劣等感への悩みなど、自分の中に眠る莫大な負のエネルギーがよい作品に貢献したと思うとなんとも言えない気持ちになります。絶望を経験しまくった時があったからこそ、今では失敗や悲しいことに直面しても肯定的に捉えられる鬼強メンタルになった気がします笑。(#0330の来夏に別れを切り出された後のシーンは、割とその時の自分の感情を反映したものです。当時自分が思ったことを書き留めてあったため、それを参考にしました。)




 小説を通して自分の知らない新たな世界も見つけることができた気がします。小説を書く上で友達からそんなの意味がないと批判され、書くことは意味がないのではと思う時もあります。
 しかし、やはり最終的には"小説を書く"という選択をしたあの日に後悔はありません。正解を選ぶのではなく、選んだことを努力で正解にすることが大事ということを体言化できた気がします。
 小説のおかげで新しい知見や見聞に触れることができ、小説を読み合うかけがいのない小説仲間とも出会え、そこからプライベートも充実した気がします。音楽、映画、漫画、小説などが人生を支えるというよくある言葉を、かつての僕は信仰心の強い宗教的な観念と捉えていましたが、今ではその言葉の本質がわかる気がします。
(少しばかりかくさいセリフになってしまいました笑)

 誰かの人生に寄与できるような作品を提供していきたいと思います。
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