青春・恋愛
完

- 作品番号
- 1717027
- 最終更新
- 2024/04/28
- 総文字数
- 22,819
- ページ数
- 11ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 5
大切な人の手の温もり、覚えていますか?
- あらすじ
- 高校生の俊哉は、交通事故に遭い、命を落としたと思った矢先に死神の少年と出会う。
余命の条件付きで、今回の事故をなかったことにしてくれるという死神。たとえ少しだとしても、今すぐ死ぬよりはマシなはずだった。
「お兄さんの余命は、恋人の樋本楓と手を繋いだ回数だよ。残りの数は、100回だ」
俊哉は苦悩しつつも、大好きな楓のために、幸せな日々を終わらせる決意をするが……?
この作品のレビュー
“100回手を繋いだら、死ぬ”
死神の気まぐれで引き伸ばされた命。
彼女の傍にいたければ、手を繋がなければいい。
それがわかっていても、彼は恋の“病”に罹っているから。
幸せな時間を過ごしていた。
そして彼女には幸せでいて欲しいから。
別れを告げる覚悟を決めたところからは、最後まで目が離せませんでした。
ラストの締めくくりは、彼らが幸せな日々を送ってきたのだと教えてくれました。
“一生愛する”とはこういうことか、と思いました。
心温まる、素敵な物語でした。
いつきさんの作品、本当に素晴らしかったです……!!
号泣でした😭
俊哉がトラックに跳ねられそうになる楓を助け、手を繋いだところ。
どうなるかハラハラしていました。
楓を助けた俊哉がこのまま亡くなってしまうのもあると思ったのですが、そこで死神が来て……って流れも素敵でした。
感動の物語をありがとうございました……!!
この作品の感想ノート
作品、拝読しました。
もう二人は一緒にいられなくなるのか、と作中で何回か思いましたが、障害はあるけれど幸せなラストだったので良かったです。
最後に死神くんに、物申したいことを一つ。
「まったく、勘違いもほどほどにしてよね」なんて言うけれど、ややこしくしたのは、あなたです!
素敵な作品をありがとうございました。
初めまして、矢田川さんの作品、読ませていただきました。
余命と聞いて大抵の人は年数を思い浮かべると思いますが、この物語で出てきたのは別のものだったので、その新しい発想に面白みを感じました。
また、登場するどのキャラクターも、姿が頭に思い浮かべられるくらいはっきりとしてい凄いと思います。
最後の展開に驚かされ、同時に主人公になったかというぐらいの喜びが湧き上がりました。
とても素敵な物語でした。ありがとうございます☺️
この余命の解釈に、なるほど…と感動しました。視点と設定が素晴らしく、最後まで一気に読ませて頂きました。登場人物の成長と葛藤がきちんと描かれていて、とても良かったです!素敵な物語をありがとうございます🐱
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