やっぱ直接避けられてる理由を聞くのが早いかな…
あんな顔されるんだもんな、ただ簡単に教えてくれるとは思えない。
でもあんな表情…
俺の何がそうさせてるんだろう。
お風呂上り、冷蔵庫から麦茶を取り出してグラスに注いだ。ごくんっと一口飲んだら、はぁってタメ息が出た。
「………。」
なんか悲しくなって来た。
もう寝ようかな、また明日部活あるし眠気も…
「奏!また髪の毛乾かしてないでしょ!」
「藍…、自然乾燥で乾くよ」
「だから寝ぐせ付くんだよ!あと頭皮によくないからね、将来どうなっても知らないからね!?」
「それはよくないね」
それはちょっと困るかなって洗面所に向かってドライヤーを棚から取り出した。
さっきまで眠いかもと思っていたのが、この熱風と爆音で髪の毛が渇くのに比例するように目が覚めていった。効率悪くて仕方ないな。
ドライヤーのスイッチを切る頃には眠気はどこかへ飛んで行ってしまった。
うーん、これはもう眠れる気がしない。
…夜はギターが触れないから、ちょっとだけ切なくなる。
夏休みの間はほとんど部活がなかったから、どうしてもギターが弾きたくて駅前に行っていた。
夏休みが終わると部活とバイトで逆に行く時間がなくて。
ちょっとだけ弾きたい。
ギターの弦を触りたい。
あんな顔されるんだもんな、ただ簡単に教えてくれるとは思えない。
でもあんな表情…
俺の何がそうさせてるんだろう。
お風呂上り、冷蔵庫から麦茶を取り出してグラスに注いだ。ごくんっと一口飲んだら、はぁってタメ息が出た。
「………。」
なんか悲しくなって来た。
もう寝ようかな、また明日部活あるし眠気も…
「奏!また髪の毛乾かしてないでしょ!」
「藍…、自然乾燥で乾くよ」
「だから寝ぐせ付くんだよ!あと頭皮によくないからね、将来どうなっても知らないからね!?」
「それはよくないね」
それはちょっと困るかなって洗面所に向かってドライヤーを棚から取り出した。
さっきまで眠いかもと思っていたのが、この熱風と爆音で髪の毛が渇くのに比例するように目が覚めていった。効率悪くて仕方ないな。
ドライヤーのスイッチを切る頃には眠気はどこかへ飛んで行ってしまった。
うーん、これはもう眠れる気がしない。
…夜はギターが触れないから、ちょっとだけ切なくなる。
夏休みの間はほとんど部活がなかったから、どうしてもギターが弾きたくて駅前に行っていた。
夏休みが終わると部活とバイトで逆に行く時間がなくて。
ちょっとだけ弾きたい。
ギターの弦を触りたい。