「あ!なぁなぁなぁ、思ったんだけど軽音部もクリスマス会しない?」
パラパラと漫画をめくりながら駿ちゃん先輩が見渡すように私たちを見た。
「ほら、ずっと暇なのもあれじゃん!だから最後の締めとして!」
パンッと漫画を閉じて、ぱぁっと目を開いた。
「灯璃ちゃん入ってからすぐ文化祭だったじゃん?だから歓迎会とかしてないし、そーゆう集まりあってもよくない!?」
言われてみれば部活のみんなで遊んだりみたいなのはなくて、毎日集まって歌うのも楽しかったんだけど…
なんだかそれは…
すごく…
「楽しそうですね!」
私までぱぁっと目を開いちゃった。
「だよね!いいよね!」
駿ちゃん先輩の問いかけにうんっと頷いた。
それはめちゃくちゃ楽しそうな響き過ぎる。
「それとこれ!」
折原さんの元へ駆け寄って、書いていた紙をスッと横から取った。
「じゃーんっ」
そしてその紙を私と奏くんに見せた。
「藍ちゃんも軽音部入ってくれるんだって!!」
思わず目を丸くして折原さんの方を見た。
「別にっ、入っても…いいかなって思ったの!楽器も出来ないし歌も歌えないけどっ」
「折原さん!一緒にがんばろうね!!」
つい声が大きくなっちゃって、さっきよりもぱぁってしちゃったかもしれない。両手をぎゅっとグーを作るようにして、ねって首を縦に振った。
そしたら折原さんが照れ臭そうにコクンと頷いた。
「…そうね、がんばろうね」
わーーーーー!
折原さん、照れると可愛いなぁ~!
可愛い人だなぁ、なんて。
パラパラと漫画をめくりながら駿ちゃん先輩が見渡すように私たちを見た。
「ほら、ずっと暇なのもあれじゃん!だから最後の締めとして!」
パンッと漫画を閉じて、ぱぁっと目を開いた。
「灯璃ちゃん入ってからすぐ文化祭だったじゃん?だから歓迎会とかしてないし、そーゆう集まりあってもよくない!?」
言われてみれば部活のみんなで遊んだりみたいなのはなくて、毎日集まって歌うのも楽しかったんだけど…
なんだかそれは…
すごく…
「楽しそうですね!」
私までぱぁっと目を開いちゃった。
「だよね!いいよね!」
駿ちゃん先輩の問いかけにうんっと頷いた。
それはめちゃくちゃ楽しそうな響き過ぎる。
「それとこれ!」
折原さんの元へ駆け寄って、書いていた紙をスッと横から取った。
「じゃーんっ」
そしてその紙を私と奏くんに見せた。
「藍ちゃんも軽音部入ってくれるんだって!!」
思わず目を丸くして折原さんの方を見た。
「別にっ、入っても…いいかなって思ったの!楽器も出来ないし歌も歌えないけどっ」
「折原さん!一緒にがんばろうね!!」
つい声が大きくなっちゃって、さっきよりもぱぁってしちゃったかもしれない。両手をぎゅっとグーを作るようにして、ねって首を縦に振った。
そしたら折原さんが照れ臭そうにコクンと頷いた。
「…そうね、がんばろうね」
わーーーーー!
折原さん、照れると可愛いなぁ~!
可愛い人だなぁ、なんて。