- 作品番号
- 1711775
- 最終更新
- 2024/10/26
- 総文字数
- 5,695
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 5
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ10位(2023/12/06)
姉はいつも、夜になると出掛ける。
彼女は言った。
ーー夜に、忘れ物をしてきたから。
この作品の感想ノート
失礼致します!✨
僭越ながらレビューさせて頂きます!
ホラーチックながらも、タイトルの本当の意味を徐々に回収していく様は、読んでいてとても高揚しました!
海月の忘れ物。それは自分自身の肉体。そして自分の死。
姉の忘れ物。それは、あの日から前に進むための、ある種弱く、ある種強い気持ち。海月への想い。だと解釈しました。
まるで姉を待っていたかのように、原型を留めた肉体。それを抱き締める姉の図は、怖さもありながらも、姉妹の愛おしさのつまった、素晴らしい構図だと思います。
海月は現世を漂い、姉は夜の闇を漂う。
そんな同じように抜け出せないループの中、やっと見つけた忘れ物は、ずっと探していた物のはずなのに、どこか2人とって、見つかって欲しくはなかった物のように感じて、それでも最期に揃えられた靴が、海月から姉への、前に進むためのメッセージのように感じられて、素敵な物語でした!(о´∀`о)
これからも、ご無理のない範囲での活動頑張って下さい!✨
尚、このレビューへの返信はご不要です!
素敵なお時間をありがとうございました!🍅
芽雨りこさん
2023/12/25 17:46
素敵な物語をありがとうございます·͜· ︎︎
姉妹のお互いを想う愛情と、ストーリーの展開に一気に最後まで読む手が止まりませんでした。タイトルにもある「忘れ物」が、それぞれの視点で意味があり、最期まで綺麗に描かれていて、とても好感が持てます。お互いにコンテストでいい結果になりますように✨心から願っています(*´ω`人)
りた。さん
2023/12/17 00:53
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