そうだ、私は神職だ。まなびの社の神職のひとりとしてこの任務を引き受けた。禰宜からノブくんの救出を頼まれたんだ。 しっかりするんだ、私。 一歩踏み出した私に、来光くんはひとつ頷き教室の扉をガラリと開けた。