「じゃあ生徒がいない所を今のうちに見つけておけばいいってこったな!」
「そういう事。出来れば明るいうちに媒介の捜索も始めたかったけど、時間が無いから場所だけ検討をつけよう」
「だね。じゃあ日が暮れた後にまた調査できるように、禰宜に頼んでおかなきゃだ」
さくさくと進めていくみんな。この神社実習の間にどんどん頼もしくなっている気がする。それに比べて私は、とまた呪が高まりそうになり慌てて首を振る。
私だって少しは成長してるんだ。前よりもできることが増えた事に胸を張ろう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…