「まぁ……ちょうど暇やったしアイス買うてもらえるならええけど」 そう言ってベッドに背を預けた男の子。 本当にそれでいいの?と思わず心の中でつっこむ。絶対に私ならもっと色々聞きたくなると思うけど。 すかさず慶賀くんがグループトークで来光くん宛に「お見舞いの品、追加でアイスも〜」とメッセージを送信する。 自分のじゃないだろうな?とすぐに返事があって「ちげーし!」と唇を尖らせた。