「今日、病院の後実家に泊まるんでしょ?」
「うん。お正月帰れなかったから、顔見せてくる」
「俺も仕事終わったら行くから、ゆっくりしてて。あ、送迎の車出してもらってよ」
「えー、そんな大袈裟な」
「いいから黙って乗る。あと出かける時薄着しない、ぺたんこの靴履く、ケータイ絶対忘れない。病院ついた時と診察終わった時、実家に着いた時に連絡」
あとそれから、とまだ続けようとする隆永を真言が引きずって連れていく。
ぷっと吹き出しながら「お仕事頑張って」と手を振った。
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