膝の上で頬杖を付いて川面の反射を眺めた。 もうどうでもいい。きっとどこに行こうと、俺の処遇は変わらない。 期待するのは止めた。望みを抱くことも。 自分が生まれ落ちる前から、そうなるように定められた運命なのだから。