二人は顔を見合せて笑った。 「僕、たくさん勉強する。そしたら薫が泣かなくてもいいように、なるでしょ? 僕がずっとずっと、守ってあげるからね」 小指を差し出した芽に少し戸惑った薫。芽は薫の手を取って無理やり小指を絡めた。 「約束だよ」 そしてその次の年の春、芽は神修の初等部へ入学した。