言祝ぎの子 参 ー国立神役修詞高等学校ー



「────隆永さん、いつもごめんね。ありがとう」


薫の腹を優しく叩きながらそうこぼす。


「二人の子供だよ。当たり前の事をしてるだけだから」


隆永は薫の頬に残る涙のあとを拭って微笑んだ。