嘘を吐く貴方にさよならを
青春・恋愛
完
2
桜桃/著
- 作品番号
- 1704629
- 最終更新
- 2023/08/19
- 総文字数
- 119,883
- ページ数
- 46ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
花鳥街に住む人達は皆、手から花を出すことが出来る。
それは"個性の花"と呼ばれ、その人自身を表すと言われていた。
個性の花が赤い薔薇の蝶赤一華は、いじめにあっていた。
いじめの理由は単純、個性の花が赤い薔薇だから。
それを親友である糸桐真理に気づかれないように、一華は日々学校生活を送っていた。
そんな時、校舎裏にある花壇の整備をしていると、学校で一匹狼と呼ばれ、敬遠されている三年生、黒華優輝に告白される。
優輝は一華に告白を断られたが、諦めることはせずできる限り彼女と共に行動しようとしていると、いじめにあっていることを察する。
何とか一華を一人にしないようにしていたが、学年が違うため無理なこと。
優輝はいじめにあっている一華を見て、すぐ解決させた。
それからは一華も優輝と共に学校生活を送ることを望み、真理と三人で過ごしていた。
そんな時、白薔薇王子と呼ばれ、高嶺の花扱いされている一年生、白野曄途と出会った。
曄途の悩みを聞き、一華と真理は助けようと優輝と共に行動する。だが、途中で優輝が何の前触れもなく三人の前から姿を消してしまい――………
個性の花によって人生を狂わされた”彼”を助けるべく、優しい嘘をつき続ける”彼”とはさよならするため。
花鳥街全体を敵に回そうとも、自分の気持ちに従い、一華は薔薇の言い伝えで聞いたある場所へと走った。
それは"個性の花"と呼ばれ、その人自身を表すと言われていた。
個性の花が赤い薔薇の蝶赤一華は、いじめにあっていた。
いじめの理由は単純、個性の花が赤い薔薇だから。
それを親友である糸桐真理に気づかれないように、一華は日々学校生活を送っていた。
そんな時、校舎裏にある花壇の整備をしていると、学校で一匹狼と呼ばれ、敬遠されている三年生、黒華優輝に告白される。
優輝は一華に告白を断られたが、諦めることはせずできる限り彼女と共に行動しようとしていると、いじめにあっていることを察する。
何とか一華を一人にしないようにしていたが、学年が違うため無理なこと。
優輝はいじめにあっている一華を見て、すぐ解決させた。
それからは一華も優輝と共に学校生活を送ることを望み、真理と三人で過ごしていた。
そんな時、白薔薇王子と呼ばれ、高嶺の花扱いされている一年生、白野曄途と出会った。
曄途の悩みを聞き、一華と真理は助けようと優輝と共に行動する。だが、途中で優輝が何の前触れもなく三人の前から姿を消してしまい――………
個性の花によって人生を狂わされた”彼”を助けるべく、優しい嘘をつき続ける”彼”とはさよならするため。
花鳥街全体を敵に回そうとも、自分の気持ちに従い、一華は薔薇の言い伝えで聞いたある場所へと走った。
- あらすじ
- 個性の花は様々あるが、その中で、周りから忌み嫌われる花がある。
それは、三色の薔薇。
赤、黒、白。この三つの薔薇にはそれぞれ、ある言い伝えが存在する。
一つ、赤い薔薇は女神と呼ばれ、薔薇を出す人から愛されなければ手から弦が現れ動けなくなる。
一つ、白い薔薇は天使と呼ばれ、誰かを慕い、愛さなければ体中に薔薇の痣が現れる。
一つ、黒い薔薇は悪魔と呼ばれ――――…………
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