言祝ぎの子 弐 ー国立神役修詞高等学校ー



「聖仁さんのも、結びましょうか?」

「あー……いや、俺のは大丈夫。自分でできるよ、ありがとう。ほら、もうすぐ始まるよ」


舞台を指さした聖仁さんに釣られて前を向く。

黒いスーツの本庁の役員が開式を知らせる太鼓を打ち鳴らした。