私は終わった。
元々学校に友達はいなかったししかとこかれるとかそんなんはどうでもよかった。
今までも同じようなもんだったから。
でも、毎日学校に行けば花瓶に枯れた花が植えられていて、机には「人殺し」の文字。
動画の私のものまねをして私の机やいすをひっくり返されたりそういう所をネットに晒されたりした。
そういうのは普通にきつかった。
今までうまくいっていた分反動がでかい。今じゃネットに愚痴も言えない。
母親は人殺しの娘にヒステリックを起こし仕事を休んで寝たきりになった。
たまに聞こえてくる発狂は聞くに堪えなかったし家事もしないから家は荒れ放題。
母親をそんな風にした私を、人殺しの私を、父親は軽蔑しているようだった。

死のう。

シンプルにそう思った。

>天の川ちゃん、話聞く

アンチしか届かない私のDMに1件だけ私を味方してくれる通知が来た。
破滅ちゃんだ。大丈夫?でも元気出してでもなく話聞くと言ってくれたことが嬉しくて
1時間号泣しながら通話をした。

私が今どれほど傷ついても世間は何も許してはくれなかった。
それどころか暴露系youtuberたちはなんか裁判の話をちらつかせ始め、
新たな動画を晒し上げた。
まだあるの?もう勘弁してよ。
死んだ思いでタップする。
それは私が林の動画を晒してから林に話しかけられている様子だった。
あの、屋上前での話が晒されていた。
私の態度が悪すぎる。とか
歩む寄ろうとしてくれてるのになんなんだ。とか
晒された相手にこんなに優しくできるなんて素敵すぎる。とか
また私はぼっこぼこに殴られた。
もう勘弁してよ。
なんで林はこんな動画を撮っているんだ。
あの時手を前に結んでいたのはカメラを持っていたんだ。
何のために?
姉曰く
記録を取りたかったんだと思う。この子と仲良くなるまでの軌跡を後でこの子と笑い話になった時の為に。
といっていた。
ああ、笑い話だよ林。
最高だよ全く。
笑いが止まらない。

ああ、もう、勘弁して。