しばらくして、少女の死はちょっとした話題になった。
肯定側と否定側に分かれるものだった。
そういえばあのノートに書いてあったのは、日記だった。
その内容は、期限を決めた1年前から明らかに彩りのあるものになっていた。
それがその少女の選択の結果だった。
誰がどう言おうと、彼女だけの結末だ。

あなたなら、どう生きますか?