花散る雨、里で生る
現代ファンタジー
完
3
伏水瑚和/著
- 作品番号
- 1691359
- 最終更新
- 2023/07/07
- 総文字数
- 12,578
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
総合84位(2023/04/08)
現代ファンタジー2位(2023/04/03)
ファンタジー23位(2023/04/07)
- ランクイン履歴
-
総合84位(2023/04/08)
現代ファンタジー2位(2023/04/03)
ファンタジー23位(2023/04/07)
花の“声”が聞こえる、特殊能力を持つ人間の少女。
雲の“声”を聞き、地上に雨を降らす役目を担う、古都の水神。
本来なら交えるはずのなかったふたり(?)の、
不思議な出逢いが起こした、小さな奇跡の御話。
※主人公や友人は京都弁を話します。
※フィクションです。実在の人物、土地、出来事とは関係ありません。
※エピソードや恋愛要素を加筆した改稿版を、私事により別投稿しています。
★2023.7『今読みたい作品 ハートフル・現代ファンタジー特集』に選出して頂きました。ありがとうございます!
- あらすじ
- 生まれつき、花の“声”が聞こえる特殊能力を持つ、京都の女子高生の楓。
花は好きなので子供の頃は嬉しかったが、近年、春の花……特に桜の声が悲しいという事態を誰にも言えず、辛い年月を過ごしていた。
出来るだけ地元の水神を祀る祠を訪れ、『雨を降らす日を減らして欲しい』と願い祈っている。
大雨の春の夜、祠に宿る水神だと名乗る青年らしき“声”が聞こえた。彼は姿を現さず「叶わぬ願いは止めろ」と、楓に忠告する。
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