「……ん」
「っ、陽空! 起きたのね? ちょっと待ってて、お医者さんを呼んでくるわ!」
「……母さん?」
 目を開けるが、窓から入ってくる陽光が眩しくてすぐに閉じた。でも、眼裏に母の焦った顔が蘇る。
 ここはどこなのか。
 俺はどうしてベッドで寝ているのか。
 幾つもの疑問が頭をよぎる。が、すぐにわかった。学校で倒れてしまったからだ。あの後、きっと日向が救急車を呼んでくれたのだろう。あとでお礼を伝えないと、と、何の気なしに思った。

突然で申し訳ございません。生まれ変わっても、君と恋をする。は、他のアカウントで後編として書こうと思っております。プロフィールで申した通り、機種変更がうまく出来ず、同姓同名の他のアカウントを作りました。そこで書こうと思っております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。これからも引き続きよろしくお願いします。