本当は君を、ずっと
その他
完
15
松本琴音/著
- 作品番号
- 1679830
- 最終更新
- 2023/06/04
- 総文字数
- 9,998
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 15
- ランクイン履歴
-
総合19位(2024/01/30)
- ランクイン履歴
-
総合19位(2024/01/30)
貴方は、優しい人だったね。
貴方は、笑顔が輝く人だったね。
貴方は、家族想いな人だったね。
それなのに。
貴方はどうして、変わってしまったんだろう。
毎日暴力を受け、傷つく日々。
不倫もしてたよね。
——もう、疲れたや。
猛毒と言われるきのこを、貴方に食べさせた。
苦しんで、足掻いて、涙を流す貴方を見て、笑いが込み上げてきちゃった。
でも。
なんでかな。
私の方が、涙が止まらない。
ごめんね。
最期まで、ずっと優しかった、私の大好きな人。
貴方は、笑顔が輝く人だったね。
貴方は、家族想いな人だったね。
それなのに。
貴方はどうして、変わってしまったんだろう。
毎日暴力を受け、傷つく日々。
不倫もしてたよね。
——もう、疲れたや。
猛毒と言われるきのこを、貴方に食べさせた。
苦しんで、足掻いて、涙を流す貴方を見て、笑いが込み上げてきちゃった。
でも。
なんでかな。
私の方が、涙が止まらない。
ごめんね。
最期まで、ずっと優しかった、私の大好きな人。
- あらすじ
- 橋口絵理は、幸せな結婚をした。小井田和斗は優しく、笑顔が似合う人だった。だが、息子の理斗の死をきっかけに、和斗は別人のようになってしまう。笑顔が消え、DVを受ける日々。そんな日々が嫌で、ある日、絵理は猛毒と噂されるきのこを買ってしまう。料理に忍ばせ食べさせたが、絵理は後悔で泣き喚き、自殺してしまう。絵理が自殺した理由とは?
二人のすれ違いが生んだ哀しい物語。
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